新井ひとみ「昭和の良さを伝えたい」、竹内まりや「プラスティック・ラブ」斉藤由貴「MAY」ほか、昭和歌謡スピリットを体験

2020/08/14 06:00 配信

アイドル

シティーポップを世界的なムーブメントに導いた音楽プロデューサー・Night Tempoがリミックスした「恋のミラージュ」をリリースした新井ひとみ撮影=富田一也


――次は、山下達郎さんの『DAYDREAM』。この曲も竹内まりやさんと同じく、海外からも評価の高い一曲。日本の昔のアニメーションと組み合わせた映像がYouTubeにアップされていたりするけど、初見なひとみちゃん的にはどんな感じ?

「すごく似合うなって思います! 『恋のミラージュ』のジャケットもアニメっぽいイラストだけど、シティポップと日本の昔のポップな色使いのアニメって、ちょっとだけ未来を感じさせる雰囲気と、サウンドがピッタリだなって思います!」

――楽曲自体が時代を感じさせない夏ナンバーだよね。

「“今”じゃないですよね! 時代的に、ちょっと先の未来な感じがします! 未来に行ったら、こういう世界が当たり前になってるのかな? っていう空気感がオシャレなんだと思う!」

――そうだね。次は、中山美穂さんの『CATCH ME』。この曲は、Night Tempoさんが日本の歌謡曲に興味を持つキッカケになった楽曲だとか。

「(歌番組に出演したときの映像を見ながら)わぁ! やっぱり照明がネオンみたいな感じですね! こういう照明の色合いも、シティポップの一つの特徴というか、個性なのかな? ギラギラし過ぎてない照明が可愛いですね! そんな感じも、今回の『恋のミラージュ』に似てるなぁ〜。ちょっと未来っぽいゴージャスな衣装も素敵!」

――この曲は、角松敏生氏が作詞・作曲・編曲をしたことでも有名なの。音の作り方的に何か感じることはある?

「何が今と違うのかな? ちょっと軽やかなリズムなのかな?」

――そうね。ちょっとテクノっぽい雰囲気も独特な世界観なのかなと。

「そうですね。東京女子流のリズムのある曲って、もっと忙しい感じがするんです。ドラムの感じが、パットを叩いてる感じの音というか。そういうのも独特だなって思います。実際にはタンバリンなんて叩いていないのかもしれないけど、そんなキラキラした音も感じますよね! ギターの感じもカッコイイです!」