オフィスキュー「ともに生きよう」プロジェクト第2弾はクラウドファンディングで札幌交響楽団を支援

2020/08/05 12:00 配信

芸能一般

【写真を見る】収録に参加し、演奏を聞いて思わず立ち上がる森崎博之※提供写真


TEAM NACSリーダー・森崎博之コメント


人生で最初に見たオーケストラはKitaraのステージで音楽を奏でる札響(札幌交響楽団)の皆さんでした。以来、毎年のようにコンサートにお邪魔させていただき、去年は初めて息子を連れて行きました。

今回のプロジェクトは、一ファンとしても大変光栄なことで非常に興奮しています。自分も表現者としてコロナ禍の状況の中、お客さまの前に立てるのはいつになるのだろう、マインドをどこに持っていけばいいんだろう、と下を向いてしまった時期がありました。

でも、グッと上を向かせてくれたのは人の言葉や、人が奏でる音楽です。人の心に届いて、心が揺れ動く。札響の皆さんの奏でる音色に心震え、ぐっと力強く首を上げて前進できた僕自身の体験があります。

この「ともに生きよう」という曲を作ったときに考えていたのは「鼓舞」という言葉です。もし出会いが広がれば、誰かの心をグッと上向きにできるかも知れない。この曲がたくさんの方の心に届くことを祈っています。このメッセージを札響の皆さんと共に発信できることを幸せに思います!

株式会社クリエイティブオフィスキュー代表取締役・伊藤亜由美氏コメント


札幌交響楽団の皆さまは、このコロナ禍で演奏ができない状況にありました。そしてわれわれオフィスキューも舞台、コンサート等の興行を中止、延期せざるを得なくなり、2年に一度の「CUE DREAM JAM-BOREE」というイベントも延期となりました。

同じ北海道からエンターテインメントを発信し続ける札響の皆さまと、われわれがご一緒させていただくことで何か新しいことができるのではないか。その第一歩、“きっかけ”になればと思いこの企画をプランニングさせていただきました。

「ともに生きよう」という曲は、自分の大事な人たちが元気で過ごして、生きてさえいればいつかまた会える、感動を共有し合えるという思いを込めて森崎博之が制作いたしました。

楽員の皆さまには短い期間にもかかわらず練習、準備を重ねていただきました。こうしてコラボレーションが実現しましたことに深く感謝申し上げます。

公益財団法人札幌交響楽団事務局長・多賀登氏コメント


楽団員の中にはオフィスキューさん、TEAM NACSさんのファンも多く、また他ジャンルの方とコラボレーションすることは僕個人としても夢として抱いていたものでしたので、このお話をいただいたときは非常にうれしかったです。われわれみんなで力を合わせて、音楽、演劇、美術といった文化芸術全体を盛り上げていくことで、道民の皆さまに元気をお届けできると思っています。

「ともに生きよう」は今このとき非常に必要なテーマですし、私たちも共感しています。下ばかり向いていても何も生まれません。新しいものを生み出していくことが、クリエイティビティーをなりわいとしている私たちの使命です。

今までのセオリーにとらわれず、新たな一歩を踏み出すのが私たちにとっては重要なこと。このプロジェクトをきっかけに、これからもオフィスキューさんと、他の機会にもぜひご一緒できればと思いますし、今回演奏した「ともに生きよう」がもっとたくさんの方に広がっていくことを願っています。

関連人物