宅間孝行「5年に一度は発信していくべき芝居」タクフェス「くちづけ」再々演キャスト発表!

2020/08/08 20:20 配信

芸能一般

金田明夫


2020年10月に上演されるタクフェス第8弾「くちづけ」の全出演者が発表された。

本作は、知的障がい者とその家族の日常を通し、それぞれが抱える苦しみ、悩み、そしてそれ以上に代え難い“幸せ”を描いた、本当にあった話を基にした「涙なしには見られない」物語。

2010年に初演、2015年に再演した宅間孝行の代表作の一つ。初演以来、そのストーリーの社会的意義についても非常に高い評価を受け、2013年には堤幸彦監督によって映画化を果たした。

また、2015年秋に「タクフェス第3弾」として上演した際には、実際に知的障がいのある女優・Moeka(町田萌香)を起用したことも話題となった。

小島藤子


金田明夫、小島藤子ら全キャスト決定


今回の上演では、2010年の初演、2015年再演、そして今回と3度目の出演となる金田明夫をはじめ、前作に続きかとうかず子柴田理恵、Moekaが同役で出演。また、新たに、小島藤子松田るか岸田タツヤ倉田茉美松村龍之介若林元太はるはる、北代祐太、そして斉木しげると、個性豊かな顔ぶれがそろった。

自立支援のためのグループホームを舞台に、知的障がい者とその家族の日常、地域の人々との交わりを通し、現実にあるさまざまな問題を浮き彫りにした本作は、社会に対する問題提起そのものでありながら、全体をコミカルなトーンで描いたエンターテインメント作品。

単なる社会派ドラマの枠を超え、見る者を笑いと涙の感動へと誘う。本当にあった出来事を基にした「優しくも切ない物語」を届ける。