劇団4ドル50セント×劇団時間制作コラボ公演「大人になる、には」開演“新しい演劇のかたちをお届けしたい”

2020/08/06 17:54 配信

芸能一般

公演「大人になる、には」でコラボしている劇団4ドル50セントと劇団時間制作

秋元康プロデュースの劇団4ドル50セントが8月5日、劇団時間制作とのオンラインコラボレーション公演「大人になる、には」の初日を迎えた。

劇団4ドル50セントは2020年、さまざまな劇団や演劇ユニットとコラボレーションして、舞台を上演している。

本作は、劇団4ドル50セントから福島雪菜立野沙紀岡田帆乃佳中村碧十の4名が出演し、劇団時間制作の田名瀬偉年、天才劇団バカバッカの野村龍一、そして元HKT48兒玉遥が共演する。

若い劇団員が、劇作家で演出家の谷碧仁(劇団時間制作)とともに、劇団として初めての、ワンシチュエーションの濃密会話劇に挑む。

廃部の危機をきっかけに表面化した“誰にも理解できない悩み”をそれぞれ抱え、ただよう空気に身をまかせる日々のなかで、少し立ち止まり、考えたくなる作品となっている。

劇団4ドル50セント×劇団時間制作のオンラインコラボレーション公演は、8月5日から21日(金)まで全7公演を予定している。

また今回は、コロナウイルスの感染拡大防止のため、ライブ配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を使用しての、オンラインでの公演となる。

初日を終えて主演の福島は、以下のようにコメントしている。

福島雪菜コメント


配信というかたちではありますが、まずは無事に初日を迎えて、お客様にお届けすることができて、安心しました。

今回、演出家の谷さんと出会って、まだ踏み込んだことのなかった演技の領域に挑戦させていただいています。

部室という小さな空間で、高校生たちがくり広げる人間模様。苦悩・葛藤・孤独・嫉妬・恐怖など、純粋な子供だからこその“残酷さ”が、容赦なく描かれます。

終了後すぐに、お客様と同じ目線で自分たちのお芝居を映像で確認して、まだまだ繊細にできるところもあり、千秋楽まで、もっと自分を追い詰めていきたいなと感じました。

本作は1時間弱の舞台で、配信のアーカイブも1週間はご視聴可能となってますので、リアルタイムで見られない方や遠方にお住まいの方々にも気軽に楽しんでいただけるような、新しい演劇のかたちをお届けしたいです。