――大学生たちのキテレツだけど素敵な青春物語でしたが、完成した作品を見てどう感じましたか?
竜星:最初は、バディ物でダイビングで…と聞くと「海猿」シリーズのような骨太の作品を想像していたんですよ。でもそれは衣装合わせで違うと気づき…(笑)。で、撮影中はすごく楽しみながら演じていて、完成したモノを見たらすごく素敵な青春映画になっていました。こんな楽しい作品はないと思います。
犬飼:久しぶりに青春感を味わった気分になりました。学生時代にちょっとだけタイムスリップしたような。
竜星:撮影は昨年の夏だったのですが、あんな楽しい夏はもう当分味わえないんじゃないかな?と思うくらい濃厚で。沖縄で撮影したのですが、帰りの飛行機の中はずっと森山直太朗さんの「夏の終わり」を聞いていました。それくらい充実した夏でした。
犬飼:学生はこれを見てもっと夏を楽しもうと思うし、大人になってしまった子供たちは当時を懐かしく思うはず。“エモい”というのはこういうことを言うんだと思いました。
――お2人の青春時代はどのような感じでした?
竜星:伊織たちと変わらないですね。友達と一緒にワイワイしていて。ただ僕は伊織のように巻き込まれるというより、人を巻き込んで楽しむタイプだったな。
犬飼:僕も学生時代と被る~。特に地元が海の近くだったので、夏はみんなで海に飛び込んだりしていました。
竜星:あの同世代の男女が訳もなく楽しむというのは青春そのものだよね。寝ても覚めてもなんかノリが続いているというか。すごく楽しかった。
犬飼:本当に懐かしいのひと言ですよ。でもそれを映画で再現できたのはすごくうれしかったです!
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