「自分もこの曲に助けられた」、声優・千田葉月、2ndシングルを配信リリース

2020/08/11 14:00 配信

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【写真を見る】2ndシングル「名もなき旅」を配信リリースした千田葉月


みんなの背中を押したいっていう気持ちがすごく強い


●「名もなき旅」を最初に受け取ってどう感じましたか。

最初のイントロのギターからカッコ良くて、覚悟を感じるロックっていう感じですごく好きでしたね。

●ロックも聴いてきましたか。

学生時代は、RADWIMPSさんにめっちゃハマってました。親と喧嘩したら、RADWIMPSさんの「五月の蝿」をかけて反抗したりしてて(笑)。カラオケでは、基本的に人前で歌うのが苦手なので、盛り上げ要員に徹していたんですけど、『Angel Beats!』のOPとED、あとは、ボカロ好きの友達が多かったので、カゲプロ(カゲロウプロジェクト)とかを歌ってて。最近だと、Mrs. GREEN APPLEさんやLiSAさんの曲が好きでよく聴いてました。前作のレコーディングの時にそんな話もしていたので、そこを考慮してくれたのかなと思ってうれしかったです。

●歌詞はどう捉えましたか。ご自身の心境と重なった部分はありましたか。

やさしさが込められているなと思うんですけど、やっぱり自問自答系だと思ってて……。私もコロナの時期はいろいろと考えることが増えていたんですけど、負けず嫌いなので負けないぞ!って思ったし、自分で聴いて励まされたりもしてて。自分もこの曲に助けられたし、思い入れが半端ないので、もっとみんなに聴いてもらいたい、みんなの背中を押したいっていう気持ちがすごく強いですね。

●負けず嫌いなんですか。

めちゃくちゃ負けず嫌いですね。“なにくそ!”と思いますね(笑)。アフレコが上手くできなかった時は、家に帰って、“くっ!”って思いながら、台本を開いて振り返ったりしています。ここはダメだったか、次は頑張ろうかなって思ったりしていますね。

●その芯の強さ、意志の強さが歌声にも現れてますね。

よかった! 最初、歌い出しをもっと弱々しく歌っていたんです。“描く未来には まだまだ届かない”っていうのをマイナスなイメージで捉えてしまって。でも、プロデューサーの島崎さんと歌詞について話して、「“まだまだ届かない”っていうのは、これから伸び代があるってことなんだよ。可能性の大きさなんだ」ってことを教えてもらえて。自問自答しながらも、自分の中でまだまだ答えを出していけるよっていう気持ちというか。いろいろ悩んでいることはあるけど、とりあえず、先に進もう、やったろうって感じで歌ってますね。私が吹っ切れちゃうタイプなんです(笑)。だから、たくさん仲間はいるから“大丈夫大丈夫、いたっれ!”っていう思いを込めました。根本的には、応援したい、誰かの気持ちに寄り添いたいっていうのがあるので、ちょっとでも前に進めたらなっていう頑張れを込めて歌ってましたね。

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