野村周平、福士蒼汰のライバル役で帰国後初の連ドラ出演「初心に戻った感覚」

2020/08/10 06:00 配信

ドラマ

「DIVER-特殊潜入班-」に出演するりょう、福士蒼汰、野村周平、安藤政信(写真左から)(C)カンテレ

「現場にいるありがたみがより強くなりました」


D班の班長である伊達直哉(だて・なおや)を演じるのは安藤政信。兵庫県警組織犯罪対策課で事件現場の指揮を執りながら、裏では黒沢や佐根村ら個性的なD班メンバーを束ね、潜入捜査に挑む。

役どころについて安藤は「変わり者が集まったチームの班長ということで、とにかく強くいるということ、どんなことでもぶれないということ。さらに、人間らしく温かさを持ち続けたいなと思っています」と語る。演じる伊達が兵庫県警とD班をつなぐ唯一の存在ということから、「兵庫県警にいても、D班にいても、変わらずに一本の筋が通った伊達という人間である、という太い幹でありたいと思います」と話した。

また、緊急事態宣言による活動自粛が明けてすぐのドラマの撮影が本作だったと言い「表現をすること、監督や役者たちと作品を創っていくことが好きなんだな、と改めて感じました。現場にいるありがたみが今までより強くなりました」と、役者として撮影ができる喜びを感じていることを明かした。

「女性らしさをも武器にする強い女性を演じたい」


D班を背後で操るのが、兵庫県警本部長の阿久津洋子(あくつ・ようこ)。男社会の警察組織で、県警初の女性本部長というトップの座に立つキャリア幹部を、りょうが演じる。

「使える武器はすべて使うしたたかさがあって、冷徹な人。男社会の中で押しつぶされたりもしながら、内部にはびこる悪をみて、本当の正義とは何かを追及している強い女性だという感じがしています」と役の印象について話す。そして、「自分の武器をすべて使う、という意味で、女性であることも武器にしていると感じ、衣装さんとも相談して柔らかい素材だったり、レースを入れてみたり、フェミニンな要素も入れてみました」と役作りへのこだわりを語った。

頭脳明晰(めいせき)、常に冷静で、一歩も二歩も先を読むクールな阿久津は、ドラマ後半の鍵を握る人物。「1話・2話・3話に散りばめられたエピソードや伏線が4話・5話(最終話)でどんどん回収されていきます。いろんなことを見逃さず、何度も見返して楽しんでいただければと思います」とメッセージを送った。