藤森慎吾、“チャラ男”とは真逆の犯人役に「最初はとても悩みました」<13(サーティーン)>

2020/08/10 07:00 配信

ドラマ

桜庭ななみの頭をなでる藤森慎吾(C)東海テレビ


藤森「俳優業を続けていきたい」


――相川百合亜役の桜庭ななみさんとは加害者、被害者の役柄ですが?

ななみちゃんと最初にお会いしたのは彼女が10代の頃です。久しぶりの印象としては「大人になったね!」という感じでした。

役柄のこともあり勝手な僕のイメージで、彼女とは現場であまり話をしないのがルールのように思っていましたが、初日にななみちゃんの方からフランクに話し掛けてくださって、「あれ?全然いいんだ」と単純にうれしかったです(笑)。女優さんとしては大人の魅力も増して、洗練されたイメージです。

――最近では役者としての活躍も目立っています。俳優業への思いを教えてください。

お話を頂けるのならありがたく、今後も前のめりで俳優業を続けていきたいです。僕はこの業界の仕事が大好きで、テレビのバラエティーや音楽活動も多方面に興味があるので、需要がある限りはどんどんやっていきたいです。

――役に取り組むときの心得のようなものはお持ちですか?

小栗旬さんと仲良くさせていただいていて、気持ちの入れ方などを僕が質問するとかなり真剣に答えてくださるので、こっそり携帯にメモして、勉強させてもらっています。

――俳優をされている芸人さんで、目標とされている方はいらっしゃいますか?

吉本の先輩でいえば、板尾創路さん、木村祐一さん、宮川大輔さんなど。皆さん本当に演技が達者で器用で尊敬します。

でもあまり周りを気にし過ぎず、欲張らずにやっているつもりです。たまに演技をお褒めいただくこともあるのですが、あまり自分では実感も手応えもよく分かっていないのが本音です。

――藤森さんの熱演ぶりに「怖い」「気味が悪い」と現場も持ちきりだったそうですね。

“チャラ男”みたいな陽気で明るい男というイメージがあるので、そうではないところを見せると「あいつ、あんな表情もできるんだ」となるんでしょうか?(笑)

演技が上手だと錯覚してくれているのではと解釈しています。今回の黒川は特に不気味なので、とてもおいっ子には見せられないですね(苦笑)。

――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

衝撃的なストーリーで、エンターテインメントとして楽しんでいただけると思いますし、そしてやっぱり「悪いことをしては駄目なんだぞ」という気持ちになっていただければ。衝撃のストーリーを引き続きお楽しみください。