8月10日に新曲「SUMMER HYPE」をデジタル配信限定でリリースしたBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。
前作「ANTI-HERO'S」から約半年ぶりとなる今作は、彼らのスキルフルな歌やラップはそのままに、これまでになかった爽やかなサウンドで、暑い季節を彩る今夏必聴のサマーチューンとなっている。
今回は、そんなBALLISTIK BOYZのインタビューを前・中・後編に分けて紹介。中編では、7人にレコーディングの様子を振り返ってもらった。
<「SUMMER HYPE」インタビュー前編>の続き。
――BALLISTIK BOYZはメンバー全員が歌えるというのが大きな強みですが、歌入れにはどのような思いでのぞみましたか?
日高竜太:ポップでキャッチーな聴きやすい楽曲ですけど、グルーヴやリズムが細かく刻まれているので、自分が思っている以上に意外と歌うのが難しかったです。グルーヴやリズムをしっかり捉えてないとカッコ良くならないので、そこに気を付けながら歌入れをしました。
奥田力也:みなさんにラップを通してさらに夏を感じてもらいたいと思っていたので、真夏に海で遊んでいる感じや、パーティーやドライブなど、いろんな夏のシチュエーションを想像しながらラップしました。
加納嘉将:楽曲により表情を出したいと思って、笑顔で歌入れしました。僕はどんな楽曲でも、毎回レコーディングはブースの照明を暗くして歌うのですが、今回の明るい「SUMMER HYPE」でも暗くしてましたね。
――照明を暗くするのは、歌に集中したいからですか?
加納:それもありますけど、明る過ぎると、自分の“素”が見えてしまうような気がしてます。
日高:それ、僕もすごく分かる!
海沼流星:僕もレコーディングは照明を暗くして歌いますね。「SUMMER HYPE」はラップの中に“MAGIC HOURの虜になる”とかロマンチックな表現があるので、僕は椅子に座りながら問いかけるように歌いました。
――椅子に座って歌ったのは初めてですか?
海沼:初めてです。世界観にスッと入れたので、座りながら歌入れをして良かったと思いました。
砂田将宏:僕は結構ノリノリで歌入れをしました。サビのところでタテ乗りになり過ぎてしまって、どんどんマイクから離れちゃってました(苦笑)。スタッフさんから「ノリはすごく良いんだけど、もうちょっと動きを抑えてくれない?」って言われちゃいました(笑)。
深堀未来:思わず体が動いちゃう曲ですね。
奥田:夏のことをイメージしながら歌うと、自然とテンションが上がっちゃいます。
深堀:僕のレコーディングエピソードは、サマーソングということで、スタジオの室温を40度くらいにして、短パン、タンクトップ、麦わら帽子で歌入れしました。
――40度!? 設定温度が高すぎませんか?
深堀:すみません、ジョークです(笑)。
加納:未来はレコーディング中も水をたくさん飲んでるよね?
深堀:500mlボトルを4本くらい飲んでます。
日高:そんなに飲むの!?
深堀:喉を潤したいから1テイクごとに飲んでますね。
松井利樹:僕は夏のイメージを自分自身でも表現したいと思って、歌入れの日は服も靴も全身白でスタジオに行きました。何だか自分が白い砂浜になった気分でした(笑)。
<「SUMMER HYPE」インタビュー後編>に続く。
※日高竜太の“高”はハシゴダカ
取材・文=松浦靖恵
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