<私たちはどうかしている>浜辺美波「横浜流星さんは現場を引っ張ってくれる、心強くて面白い方」【インタビュー】

2020/08/12 06:00 配信

ドラマ インタビュー

老舗和菓子店・光月庵を舞台に、和菓子職人の七桜(浜辺美波)と光月庵の跡取り息子・椿(横浜流星)が、過酷な運命に翻弄されながらもひかれ合う姿を描く「私たちはどうかしている」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)が8月12日(水)にスタート。

幼い頃、七桜と椿は恋に落ちるが、七桜の母親・百合子(中村ゆり)が椿の父親・樹(鈴木伸之)を殺したのではないかと疑いを掛けられ、“容疑者の娘”と“被害者の息子”という立場になってしまう。そんな恋愛と事件が入り交じる本作で、浜辺と横浜は初共演となる。

お互いの印象は「よく笑う」


和菓子職人・七桜(なお)を演じる浜辺美波撮影=下田直樹


横浜「浜辺さんに会う前の印象は、すごくしっかりしていて、何でもそつなくこなして、あまり周りに干渉しない人なのかなと思いました。だけど実際に会ってみたら、よくしゃべるしよく笑う子でした。それと、19歳と若いのに本当にしっかりしています!」

浜辺「私も横浜さんはよく笑う方だなと思いました! お会いする前の印象は、自分にも他人にも厳しくて、あまり笑顔を作らない人かと思っていたので。実際はおちゃめなところがあって、現場ではすごくムードメーカーです。一緒にいて緊張もしないし、現場を引っ張っていってくれる心強くて面白い方です!」

横浜「浜辺さんの持ついい“抜け感”は、七桜にハマっている部分でもあります。本読みのときからしっかりと七桜を作ってくれて、七桜として居てくれたので、ものすごく安心して撮影に臨めています」

浜辺「実際に演技をして、最初はしっくりこなかった動きでも、横浜さんが全部きれいに落とし込んでくれるので、すごいなと思っています」

七桜と椿は、お互いに初恋相手。しかし15年の時を経て再会した椿は、当時“さくら”と呼んでいた初恋相手が、七桜であることに気付かないままプロポーズ。一方、七桜は椿のことを知っているが、母の無実を証明するという目的のために結婚することに。

横浜「椿は、七桜がさくらだということに気付かず、純粋に七桜に恋をしているんです。七桜は、椿が今まで出会ってきた女性とは違って、欲しい言葉を掛けてくれる。それで救われて好きになっていく感覚なので、その純粋な気持ちを大切に演じようと思っています」

浜辺「壮絶な人生を送ってきた七桜は、和菓子を作ることが唯一の希望で、味方がいない心細さを抱えていたと思います。椿に対しても、好きになりたくないのに好きになってしまうような、どうしようもない思いを抱えているのかなと思います」

老舗和菓子店の跡取り息子・椿を演じる横浜流星撮影=下田直樹