人気アイドルグループ・AKB48が出演する本格的なコント番組(タイトル未定)が映像配信サービス「ひかりTV」で9月29日(木)からスタートすることが分かった。同番組のTVCMは8月19日よりオンエア。コントのメーキングやNGシーンなども放送される。また、9月下旬からは別バージョンのCMもオンエア予定。
コントは、AKB48の総合プロデューサーで、「オールナイトフジ」「夕やけニャンニャン」などの人気番組も放送作家として手掛けていた秋元康が監修。撮影は今月上旬からスタートしている。ほとんどのメンバーがコント初挑戦ということもあり、収録初日は緊張した雰囲気で撮影が開始。最初の撮影となった「ファミレス」が舞台のコントでは、ウエートレスに扮(ふん)した板野友美が「四元豚(よんげんとん)の豚しゃぶ」という料理名に笑いが止まらずNGを連発。「にわとり小屋」のコントでは、「いい意味でアイドルを捨てるのが楽しみ」と話す峯岸みなみ、「見ている人が楽しくなるといいな」と語る渡辺麻友、横山由依が丸刈り頭にジャージー姿の男子高校生に変身し、「ヘビーローテーション」を踊る。ニワトリが苦手な峯岸は、セット内にニワトリが暴れ出すと悲鳴をあげて逃げ回りつつも、撮影では秋元から「コントなら峯岸!」と太鼓判を押された力量を見せ付け、現場は笑いに包まれた。また、「体を張って頑張りたい」と意気込む小嶋陽菜は、口の周りにぐるっとマジックでひげを書いたおじさんになりきり、「交通整理」のコントに挑戦した。
さらに、メンバー全員が集まるメーンのコント「レッスン場にて」では、「シュールに頑張っていきたいです」と意欲満々に話す前田敦子が、14歳のメンバーとしてAKB48に加入するという設定。AKB48のセンター役になった指原莉乃が、「柏木(由紀)さんとずっとコントをやりたいと思っていた」と話す通り、おおげさな演技やアドリブを連発し、役を演じきった。ほかのメンバーも、それぞれのジャージー姿を「似合うねー!」などと褒め合い、和やかに撮影が進んだ。
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