映画「弱虫ペダル」が8月14日(金)に全国公開。このほど、永瀬廉(King & Prince)が自転車をこぎながらアニメソングを笑顔で熱唱する、本編オープニングシーンが解禁となった。
「弱虫ペダル」は累計2500万部突破の人気スポーツ青春漫画で、2008年に週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載がスタート。2020年で連載12年を迎え、現在まで67巻が刊行されている。
アニメ、アニメーション映画、舞台、小説、ドラマなど、さまざまなコンテンツでメディアミックスされており、このたび初の実写映画化となる。
全国レベルの強豪校・総北高校自転車競技部を舞台に、高校生たちの熱い青春を描く本作。
ロードレース初心者ながら思わぬ才能を発揮した主人公・小野田坂道(永瀬)、期待の新人エース・今泉俊輔(伊藤健太郎)、同じく経験者で負けん気の強い鳴子章吉(坂東龍汰)の3人が、金城真護(竜星涼)、巻島裕介(柳俊太郎)と田所迅(菅原健)ら、先輩たちと共にインターハイを目指し、過酷な練習やレースを乗り越えてチームの力を磨いていく。
今回解禁となったのは、総北高校に入学した坂道が桜の咲く道を軽快に自転車で走っていくオープニングシーン。
アニメ好きで、お気に入りのアニメソングを聞きながら高校に初登校する坂道。春の陽気に誘われるかのように、サビ部分ではつい声に出して歌ってしまう。
だが、笑顔の坂道が登っているのは、実は総北高校名物といわれる激坂の裏門坂。普通は自転車では登れない坂を、坂道は気にせずに歌いながら登っていくという、坂道と自転車競技の運命的な出会いを予感させるシーンに。
永瀬も、以前から楽しみにしていたこのシーンの撮影は当初4月に予定されていたが、緊急事態宣言のため延期。ガイドラインを制定し、初夏の陽気の中で検温、マスク着用、消毒を徹底しての撮影再開となった。
自転車の走行シーンは一切CGなしで制作された本作は、このシーンも永瀬自身が斜度20°の激坂を何度も自転車で登って撮影。笑顔で歌いながら坂道を登るという前代未聞の過酷な撮影だが、永瀬はそれを感じさせない演技を見せる。
また、坂道が歌っている「弱虫ペダル」ファンにはおなじみのアニメソング「恋のヒメヒメぺったんこ」も、これまでアニメ版や舞台版と制作されてきたが、今回は新たに映画版バージョンが登場。もちろん今回も坂道と一緒に歌いたくなるテンポのいい曲に仕上がっている。
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