一方、北村は「公開すら危ぶまれていた中で公開できてうれしい」と本心を語ると、「変に気を使わない現場でした」と語り、「心情的にもすごく難しいシーンで図書室のシーンが印象に残っている」と振り返った。
夏の思い出は「カブトムシを取りに行った思い出しかない。おじいちゃんと一緒に朝早く取りに行っていた」。デートでも虫取りに行くかについては「もしデートの相手が虫嫌いだったら、そのままお面を被って夏祭りかな」と苦笑した。
その後、「みんなの115万枚のフィルムキャンペーン」の特別映像が公開されると、浜辺が感動のあまり涙を流す場面も。「青春もっと楽しんでおけばよかった」と学生時代を振り返り、青春への名残惜しい気持ちを明かした。
最後に、浜辺は「公開できてホッとしています。こんな時期だからこそ、いろんな人に届けたい作品。この映画を見て4人の青春に共感して皆さんの絆が深まる作品になったらうれしい」、北村は「後悔しないような夏にしてほしい。みんなの心にとまる映画になれば」とコメントし、イベントを締めくくった。
取材・文・撮影=永田正雄
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