8月16日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト・高橋尚子が、「24時間テレビ43」内で「自らが走って、その距離に応じて募金額を増やしていく」というこれまでにはない、新しいスタイルのチャリティー縦軸企画「募金ラン」を行うと発表した。
「24時間テレビ」の風物詩だった「チャリティーマラソン」は、ランナーが公道で声援を受けながら走るスタイルはコロナ禍で沿道に3密を生むリスクがあるため、既に中止が決定しているが、「募金ラン」は、24時間の間(深夜帯は除く)、安全な私有地を利用して、「(1周5キロの)サーキットを走り続けます。その1周に対して私自身が10万円ずつのチャリティーをさせていただく」と説明した。
また、「募金ラン」の開催に対して高橋は、批判のリスクも受け入れつつも「偽善って言われることもあるし、こんな時期にマラソンをやる意味があるのかと、いろんな意見もあると思うが、動かないと、何もゼロで始まらないよりかは、プラスになるという人がいれば意味があるのではないか。走ることで恩返しをしたい。今は50歳も近くなってきて自分で限界にチャレンジすることがなくなってきた中で、私に何かチャレンジできることは何だろうって思った時に、この企画の中で40代50代もまだまだ行けるよ!って。そういうところを見せられたらいいな、という自分での挑戦でもあって」」と意気込みを語った。
さらに、高橋の他に4名の有名人が参加し、「私からすでに数人、声を掛けさせていただいています。その方々にも1周5キロ、10万円ずつ募金をしてもらおうと思っています」と“チームQ”で挑むことが分かった。メンバーの発表はされなかったが、高橋はヒントとして「1人は女優さんです」と明かした。
そして、番組内でさらに「立候補ランナー」1名を追加募集(アスリート・著名人限定)すると発表。これも“チャリティーの輪”を少しでも広げていきたい、という高橋の思いで実施され、当日は計6人で挑戦する。