前作では半沢の“ラスボス”として描かれた大和田だが、今シーズンはその立ち位置が微妙に変化している。
第4話で半沢の申し出を受け、まさかの共闘で副頭取・三笠(古田新太)を追い落とした大和田。初めは半沢に「お前なんかと誰が手を組むか。死んでも嫌だね!」と豪語していたが、「やるんですか?やらないんですか?」「どっちなんだ!」と一喝され、縮み上がった。
その後、三笠の失脚に成功すると、第5話では半沢に利用価値を見出したのか、手のひらを返したように低姿勢に。役員会議で半沢に厳しく当たる役員を「お忘れですか?彼は当行を救った立役者ですよ。ほんの少し、ほんの少しでも可能性があれば、彼はやってくれるはずです。ねぇ、半沢君」ととりなすなど、色目を使い始めた。
だが半沢は、そんな大和田を完全無視。別の場面では、「政府が本格的に動き出せばどうなるかわからんぞ、半沢君。急ぎなさい」と高圧的な大和田を「そんなことは百も承知」と一喝した。
前作の威圧感から一転、軽くあしらわれる大和田に視聴者からは「かわいい(笑)」の声が続出。SNSは「半沢の大和田への扱いwwめちゃくちゃ笑った!」といった声や、半沢と大和田の関係をラブコメディーになぞらえ「もはや半沢が大好きすぎる大和田さんに萌える」「このラブコメ的ノリ、たまらない!」といった声も上がるなど、にぎわいを見せている。
半沢、大和田をはじめ愛すべきキャラクターが多数登場する「半沢直樹」。8月23日(日)放送の第6話では“おネエキャラ”で知られる金融庁・黒崎(片岡愛之助)も登場。さらに、その部下役で宮野真守が出演することも発表されている。半沢を取り巻く個性的なキャラクターにも注目が集まる。
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