本音は使われないほうがいい…オーダーメイドの避難用階段を手掛ける会社の思いに迫る<世界一の九州が始まる!>

2020/08/21 20:32 配信

芸能一般

世界一の九州が始まる!「安全を架ける!階段に願いをこめて」(8月23日放送)より(C)RKB毎日放送


8月23日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、オーダーメイド階段の設計、製造を手掛ける会社を取材した「安全を架ける!階段に願いをこめて」を放送する。

世界一の九州が始まる!」は、生産者、伝統工芸家、企業技術者、アスリートなど、さまざまなジャンルで「世界一」と誇ることのできる九州の魅力を紹介する番組。8月23日放送では、福岡県筑前町の金属加工メーカー「和新工業」の技術に迫る。

同社は、主にオーダーメイド階段の設計、製造を手掛ける会社。これまで高速道路やダムなどの点検用階段を多く手掛けてきたが、特に近年需要が増えているのが津波避難用の階段だ。この分野では国内トップシェアを誇る。

自然の地形に架けられる階段には、ひとつとして同じ設計はない。地形はもとより、地盤、土質など多種多様な現場でオーダーメイドの階段を手掛け、ノウハウを積み上げてきた。

避難用階段では、さらに効率的な避難路の確保のための設計と、高齢者や子どもでも安全に登れる構造であることなど、点検用階段より多くのハードルがある。それを地形の綿密な構造解析と、高い設計技術、溶接技術、加工技術で可能にしている。そんな階段製作の転機となったのは、2011年の東日本大震災だった。

「どんな地形にも階段を設置する」という技術、「安心を届けたい」という情熱でさまざまな現場に挑む企業を紹介する。

「安全を架ける!階段に願いをこめて」より。避難用階段(C)RKB毎日放送