バーリーはかわいいい弟を心配しているからこそ口を出してしまうが、イアンはそのおせっかいを少しうっとうしく感じるという、家族ならではの関係がユニークに描かれている。イアンとバーリーの旅の中ではワクワクするような魔法がいくつも登場するが、イアンが魔法を使う時は、必ず“自分を信じる勇気”が必要になる。
ダン・スキャンロン監督は魔法表現に“自分を信じて踏み出す”というメッセージを込めて描いたそうで、「イアンが魔法を使うためには、自分や相手を心から信じることが必要になるんだ。自分を信じチャレンジする勇気を持つことで、彼の成長する姿を描いているんだよ」と語っている。
またイアンとバーリーについて、ダン監督は「イアンはとてもシャイで自分に自信がない普通の少年。バーリーは正反対で自信にあふれ好奇心旺盛な性格。バーリーはイアンを助けようと空回りしてしまい、イアンはバーリーに邪魔されることを恐れているんだ。そんな二人に必要なものは、お互いを信頼すること。とてもドラマチックなストーリーになったと思うよ」と明かしている。
正反対で時にはぶつかってしまう二人だが、冒険を通じて大切なものを見つけていく。
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