渋野日向子、前年王者として挑む全英女子オープンに気合十分！　「ここに来ただけでリフレッシュできました」

女子ゴルフの今季初となるメジャー大会「全英AIG女子オープン」が、いよいよ8月20日に開幕。WOWOWでは、大会の模様を4日間にわたり放送する。

2019年、渋野日向子が日本女子42年ぶりとなる海外メジャー制覇を果たした同大会。今回は、新型コロナウイルスの影響で無観客にて開催されている。

このほど、大一番を目前に控えた渋野にインタビューを敢行。今年初のメジャータイトルに挑む心境や、コースの印象などについて語ってくれた。

「壁は高いけど、まだまだ伸びしろがたくさんある」

――ディフェンディングチャンピオンとして迎える今大会、今の率直な気持ちをお聞かせください。

渋野日向子：スコティッシュオープン(ASIスコットランド女子オープン)が終わってからは、正直ちょっと不安な気持ちの方が多かったんです。でも、今はこっちに来てみたらすごく楽しみな気持ちが増えて、至る所に自分の顔があるのも面白かったです。

――先週は(今季のLPGAツアー)初戦でのチャレンジでしたが、改めてツアーでラウンドしてみてどうでしたか？

渋野：先週は(自分にとってLPGAツアー通算)3戦目、日本で開催されたものを含めたら4戦目でしたけど、やっぱり毎回足りないものを感じさせてくれるのがアメリカツアーだなと。本当に何もできない自分がすごい悔しかったので、先週の悪かった所を今週は少しでもよくできるように頑張りたいと思います。

――新しい見方というか、LPGAの壁の高さというのを感じたと思いますが、具体的にどう思いましたか？

渋野：壁の高さは果てしないんですけど、そこまでの道のりが長いからこそ自分も頑張れますし、まだまだ伸びしろがたくさんあるので、もっとやる気が出た感じです。

――今週はブルック・ヘンダーソン選手と回ることになりますが、彼女のプレーの印象が何かありましたら教えてください。

渋野：昨年全英の練習ラウンドで一度回らせてもらって、とにかくショットメーカーというイメージがすごくあるので。アメリカツアーで何勝もされているのですごい勉強できるなって思いました。

――結構アグレッシブに攻めていくゴルフが渋野選手に似ているなと思いますが。

渋野：そうですね。確かに。天と地の差がありますけど(笑)。