BTS所属事務所が日本初の男子オーデション開催、注目の理由に迫る

2020/08/23 12:00 配信

アイドル

BTS所属事務所が初の日本人男子オーデションを開催

日本に広がる韓国発オーディション


そんな人気アーティストを輩出する韓国では、アイドルとしてデビューするために“練習生”と呼ばれる養成期間が設けられ、夢を持つ若者たちが歌やダンスなどさまざまな準備に励む。そんなK-POP独自の文化から、練習生たちがアイドルデビューを目標に挑むオーディション番組が数多く存在し、昨今では日本でも韓国発信のオーディションが次々と開催されている。

記憶に新しいのは「PRODUCE 101 JAPAN」からデビューしたJO1、「紅白歌合戦」(NHK総合)に過去3回出場を果たすなど韓国のみならず日本でも絶大な人気を誇るガールズグループ・TWICEが所属するJYPエンターテインメントとソニーミュージックの共同オーディション「Nizi Project」で勝ち抜いて結成されたNiziUだろう。

「Nizi Project」は朝の情報番組「スッキリ」(毎週月~金曜朝8:00-10:25、日本テレビ系)で放送され、老若男女問わず幅広い世代からの支持を獲得。TWICEの生みの親であるJYPプロデューサーのJ.Y.Parkを総指揮として、1万人超の応募者の中から最終メンバー9名を選定するオーディション過程は、日本国民の視線を一身に集めた。

10代の彼女たちが、本場韓国レベルのダンスや歌唱スキルを追求し、必死に汗水流す様子は視聴者の心を揺さぶり、芸能界でもNiziUファンを公言するタレントが続々と登場。デビュー曲「Make you happy」は公開からわずか3日で、日本の各音楽プラットフォームの64個のチャートで1位を獲得し、サビで披露する“縄跳びダンス”も大人気に。テレビ番組でもNiziUの特集が組まれるなど、その勢いを増している。