夏の名物チャリティー特番「24時間テレビ43 愛は地球を救う」(8月22日夜6:30-23日夜8:54、日本テレビ系)では、23日朝8時半ごろに元体操選手の田中理恵が1日限りの現役復帰をした。
2020年の「24時間テレビ」はメインパーソナリティーを井ノ原快彦、増田貴久、北山宏光、重岡大毅、岸優太が務める。また、会場は東京・両国国技館を使用。今回は「動く」をテーマに、「43回目ではなく、新しい日常での1回目」として「離れていても、心を通わせて動き出そう」というメッセージを発信する。
2010年のロッテルダム世界選手権で日本人女子で初めてエレガンス賞を受賞した、日本が誇る元体操選手・田中理恵が1日限りの現役復帰することを決意。東京オリンピックが1年延期され、多くのアスリートが苦しんでいる今、後輩選手の寺本明日香と村上茉愛を勇気づけるために、田中は7年ぶりに体操の練習を開始した。練習段階では、現役時代には感じなかった恐怖心を感じる場面や、体が思うように動かずもがいていた田中。
そして、静まり返る両国国技館で、田中はエレガンス賞を受賞した時の「エリーゼのために」にのせて、7年のブランクをまるで感じさせないダイナミックで繊細な演技を披露し、会場中を魅了した。
演技を終えた田中は、「本当に1カ月間がすごくつらかったんですけど、自分に今できることは何なのかって、すごい毎日考えながら…。今日、全力で皆さんに何か伝わる演技ができたかなっていうふうに感じてます」と、演技に込めた想いを口にした。
これを見ていた視聴者からは、「綺麗な演技で鳥肌が立った」「あっという間の1分半で、もっと見ていたかった」などと感動の声が飛び交った。
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