8月29日(土)に東京・神宮球場で行われる「新日本プロレス 8.29神宮球場大会」を、新日本プロレスワールドとCSテレ朝チャンネル2で生中継。そして、来場者向けに最先端リモート応援システムを導入することが決まった。
1999年以来、21年ぶりに神宮球場で大会を開催する新日本プロレス。夏空の下、IWGPヘビー&インターコンチネンタルのダブル選手権試合「EVIL×内藤哲也」をはじめ、IWGPタッグ選手権試合「タイチ&ザック・セイバーJr.×棚橋弘至&飯伏幸太」、IWGPジュニアヘビー級選手権試合「高橋ヒロム×石森太二」、NEVER無差別級選手権試合「鷹木信悟×鈴木みのる」、そしてオカダ・カズチカ選手が提唱して新設された新タイトル・KOPW決勝戦など、厳選された6試合が組まれ、期待が高まっている。
コロナ禍で会場に動員できる人数に制限があるだけでなく、会場内では声を出した応援も制限されている現在、新日本プロレスのファンも試行錯誤しながら、拍手を中心に選手たちを応援。棚橋選手は「声を出して応援したくても、それを我慢して、拍手だけで応援して下さっている光景は、まるでオーケストラの会場のよう」とファンのマナーを称えている。
最近では拍手のリズムだけで、どの選手を応援しているか分かるほど拍手応援も進化しているが、ここ一番の場面での大歓声や卑劣なシーンでのブーイングはなかなか表現することができず、これまでさまざまな方策を検討し、試行錯誤を繰り返してきた。
そして今回、プロ野球やサッカーなどでも採用されている、ヤマハの「Remote Cheerer powered by SoundUD(β版)」というリモート応援システムを導入。
8月29日(土)の神宮球場大会に向けて、まず8月26日(水)と27日(木)の東京・後楽園ホール大会で試験導入される。
また、動画配信サービス「新日本プロレスワールド」ではコロナ禍で初となる英語の実況・解説を付けた「英語版」世界ライブ配信を実施する。
海外からの渡航制限があるため、実況者、解説者はアメリカにいながらインターネット回線でつなぐリモート形式の生中継体制を実現。
アメリカ、イギリスを中心に、100以上の国と地域から会員登録している世界のファンに向けて、コンテンツを配信する。
なお、新日本プロレスでは9月19日(土)から、初の秋開催となった最強戦士決定戦「G1 CLIMAX30」を開催する予定となっている。
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