浜辺美波と横浜流星がW主演を務めるドラマ「私たちはどうかしている」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の第3話が8月26日に放送される。「結婚する」と言いながら、七桜(浜辺)への不信感を隠そうとしない椿(横浜)。横浜が放つミステリアスな雰囲気が、なかなか本心を見せない椿の不思議な魅力を作り出している。
安藤なつみによる同名漫画をドラマ化した本作。老舗和菓子店・光月庵を舞台に、和菓子職人の七桜と跡取り息子・椿の思惑と恋愛模様が絡み合っていく。
第3話では、椿が初恋の少女“さくら”を憎む理由が明かされる。もし“さくら”が目の前に現れたらどうする?と七桜に問われ、「消えてもらう」と冷たく言い放つ椿。その姿を見て、七桜は「(自分が)“さくら”だってことは絶対知られちゃいけない」という思いを強くする。一方で、今日子(観月ありさ)は七桜こそが“さくら”なのではないかと疑い、正体を暴こうと問い詰める。
そんな本作で、横浜の持つミステリアスな魅力が作品によい緊張感をもたらしている。
第2話では、七桜にヤキモチを焼いたり、家族の冷たい態度から「僕の妻をいじめないでください」と七桜を守るなど“夫”らしい瞬間も垣間見せた椿。だが、第3話予告では「俺は信用ならないヤツは手元に置いとく主義なんだ」と言い放ち、七桜を閉じ込めるシーンも。
ドラマは七桜の視点で進んでおり、現時点で椿の本心は、冷ややかな眼差しの中に秘められたままだ。だからこそ、椿役の横浜が放つ研ぎ澄まされた美が、ただただ強烈に見る者を惹きつける。
だが、2人は互いに不信感をあらわにする一方で、惹かれ合い始めてもいる。
父を殺された椿と、母を殺人犯にされた七桜。因縁の2人は今後、お互いの本心を隠しながら夫婦としての絆を深めていく。和服、和菓子といった美しい小道具に彩られた世界観の中、少しずつ心通わせていくであろう2人の関係の変化が見どころとなりそうだ。
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