恋が始まる“ドキドキ”も「駆け引き」も全部詰め込み!<オオカミくんには騙されない>がオトナを夢中にさせる5つの理由

2020/08/28 18:41 配信

バラエティー

魅力その4:グループ恋愛ならではの「共同作業」がエモい


今回の“オオカミくん”では、全員でひとつの映像作品を作る、という課題がメンバーたちに出された。男女10人は作品テーマに沿った映像をひとりずつ主人公を務めて制作し、その10本を合わせて1本のオムニバス作品にする。

制作のリーダーを男女1人ずつ決めることになり、全員の話し合いの上、映像関連に強そうな俳優・がくと、InstagramやYouTubeのインフルエンサー・ノアが選出された。制作のために「カメラ選びに行こう」と、がくが「太陽LINE」でノアを誘ったり、撮影の班分けにもメンバーたちの思惑がぶつかったりと、恋が動くカギともいえるのが「共同作業」の時間。

また、全員で協力しあって同じ作業をすることで、恋愛以外の性格も分かったり、持っているセンスが光ったりと、10人の個性が輝くことも。文化祭のようなワイワイとした良い雰囲気は青春そのもの。スタジオMCからも「全員好きになっちゃう」との声が上がっていた。

魅力その5:RADWIMPSの主題歌が切なさの極み


RADWIMPS


男女10人の恋を追いかける映像にドンピシャでハマっているのが、RADWIMPSの歌う主題歌「そっけない」だ。アルバム「ANTI ANTI GENERATION」に収録されており、MVには番組のスタジオMC・神尾楓珠も出演し、女優の小松菜奈と濃厚キスシーンがあることでも話題の一曲。

スローテンポな美しいメロディーは男女間の曖昧でもどかしい感情の揺らぎが表現されており、曲の雰囲気は切なさがたっぷり。番組出演のメンバーたちが、オオカミくんの存在に惑わされながらも、全力で恋をするムードとマッチしている。

挿入歌のThe Chainsmokers feat. 新田真剣佑の「Closer (Tokyo Remix)」も、恋の駆け引きをしながら友情や絆を深め合うメンバーたちの日常とリンクしており、“オオカミ”シリーズにおいて、使用楽曲の与える効果は大きい。これまで、SEKAI NO OWARIやコレサワ、BTSなど歴代魅力的なアーティストたちの楽曲が恋愛の後押しをしてきた。

メンバー同士の恋愛模様をのぞき見ているうちに、いつのまにか夢中になってしまう「オオカミくんには騙されない」。「他人の恋を見るなんて」と一歩引いているオトナ世代こそ、心を奪われてしまうのは、恋愛の始まりからトキメキ、そして「駆け引き」やガッカリ…まですべて一気に詰め込まれた番組だからだろう。

(文=ザテレビジョン編集部)