<東京パフォーマンスドール>強気のセトリで“夏の締めくくり”「一緒に楽しい時代を作っていこう」

2020/08/30 21:47 配信

アイドル

東京パフォーマンスドールが「@JAM ONLINE FESTIVAL 2020」のGreenステージに登場した※提供写真


そして、いよいよGreenステージで本番へ。心優しい脇あかりの“地元(大分県)の先輩”ダイノジが温めた空気の中に、TPDメンバーが登場。

数分前のトークチャンネルでも脇が「1曲目から『この曲できたんだ!』って曲を持ってきたので、そこを注目してほしい」と語っていたが、1曲目としては意外な楽曲「TIME」を持ってきた。

なるほど。これは意表を突かれた。イントロ、暗闇から早歩きで入場する演出も確かに1曲目に絶好かもしれない。メンバーの意見が反映されたセットリストということで、「かなり強気な」ライブになる予感が。

それぞれ“おうち会場”のファンを一発でとりこにした「TIME」を終え、2曲目は高嶋菜七の「東京パフォーマンスドールです。『@JAM ONLINE FESTIVAL 2020』楽しんでいきましょう!」の掛け声から、新曲「eyes」。

ライブでは前回の無観客配信ライブに続いて2度目となるパフォーマンスだが、TPDらしさのある洗練された楽曲で昔からライブの鉄板ソングだったっけ?と錯覚するような感覚を味わっていると、続いて“全力笑顔”の上西星来が「目の前にある何かを一緒に持って振り回しましょう!」と声を上げ、ライブ鉄板曲「Are you with me??」へ。

「タオルは用意していた方がええんちゃうかな?」と、事前にメンバーも“匂わせ”ていたが、ライブではおなじみの“タオルソング”で、メンバーの煽りに合わせてファンも恐らく隣人に怒られない程度にはタオルを振り回して熱狂していたに違いない。

それから2019年リリースのシングル「SUPER DUPER」のカップリングながら、目と耳の肥えたTPDファンから大人気の「Starship Flight」を対バンに持ってきた。

素人目に見ても難度の高いダンス&歌を華麗に歌い踊る彼女たちを見ると、さながら夏の終わりに派手な花火を見たような高揚感で、「た~まや~」ならぬ「パ~パパヤ~」とつい、口ずさんでしまった。

さらに、TPDの“煽り番長”浜崎香帆の「さ~!まだまだ盛り上がっていくぞ~!」という煽りから、こちらも夏フェスにピッタリの“熱曲”「SURVIVAL!!」へ。

高嶋&浜崎のソロパートは、相変わらずブランクを感じさせない歌声だし、メンバーそれぞれの熱い表情を見れば画面越しにでも熱気が飛び出してくるのを感じずにはいられない。

そして、ヒット曲「純愛カオス」。オチサビマエストロ・浜崎のオチサビを聞くと、ここですんごいのがくると分かっていても鳥肌が抑えられない。

SHOWROOMで距離感の近い触れ合いや素の姿を見せてくれるのもいいが、やっぱりTPDの魅力といえば、どこを見てもモデルのようなスタイルの美女たちが魅せる、ノンストップの圧倒的ライブパフォーマンス。

短い時間ながら、それをまざまざと見せつけるように、デビュー曲「BRAND NEW STORY」から、「この曲でラストの曲です。画面を見ている皆さんに、この曲で届けます。『SHINY LADY』」という脇の曲振りで、あっという間にラストソングへ。

某メンバーが前日に煽っていたので、てっきりラストは「この悪魔め!-Rearranged ver.-」で、チークを塗った小悪魔じょにーの美しさに酔いしれるのかと思いきや、ここはもちろん鉄板締めソングの「SHINY LADY」。高嶋の流れるような歌い出しから、ラスサビ前の浜崎&橘二葉のダンスの見せ場も含め、全員で熱量たっぷりにパフォーマンスした。