2020/08/28 19:00 配信
WOWOWでは、1980~90年代のバンドブームを席巻したTHE BLUE HEARTSの結成35周年を記念して、過去の映像作品と映画計8番組を3カ月にわたって一挙放送する。
甲本ヒロト、真島昌利を中心に1985年結成されたTHE BLUE HEARTSは、何度かのメンバーチェンジを経て、甲本、真島、河口純之助、梶原徹也の4人で1987年メジャーデビュー。
シンプルなパンクサウンドとまっすぐな歌詞を武器に「リンダ リンダ」「TRAIN-TRAIN」「終わらない歌」「人にやさしく」「情熱の薔薇」といった数々の名曲を残し、日本ロック史に金字塔を打ち立てた伝説のロックバンドだ。
そして、結成35周年を迎えた今年、ベストアルバム『ALL TIME MEMORIALS II』を10月21日(水)にリリース。今回はバンドの35周年企画と連動する形で、過去に発表された関連映像作品7本と、彼らの歌をテーマにした映画を3カ月にわたって放送する。
数々の伝説を生み出した東京・日比谷野外音楽堂で行なわれた1987年7月4日のライブ映像と、1988年2月12日の東京・日本武道館でのライブ映像をドッキングさせた映像作品を、WOWOWが独占放送。
1987年にメジャーシーンへと躍り出たザ・ブルーハーツ。5月1日にシングル「リンダ リンダ」でメジャーデビューし、5月21日にはファーストアルバム『THE BLUE HEARTS』をリリース。そして迎えた7月4日の日比谷野音公演はチケットが即日ソールドアウトとなり、急遽立見席が用意された。
同年10月からは初の全国ツアー「ドブネズミツアー」をスタートさせ、年が明けて2月に幕を開けたツアー「TOUR'88 PRETTY PINEAPPLE」では全国で65ステージが行なわれた。その3本目に当たるのが、2月12日の日本武道館公演だ。
猛烈な勢いで時代を切り開いていったデビュー当時の彼らの初野音&初武道館がよみがえる必見のプログラム。ここから伝説が始まった。
1980年代後半から1990年代前半にかけて、日本中で爆発的に起こったバンドブームの中心的存在として語り継がれるザ・ブルーハーツの10年を捉えた映像作品。ライブとエピソードで綴る2時間の作品を、WOWOWが独占放送する。
文字通り、ブルーハーツの歴史をまとめたこの作品には、1985年の結成間もないころの彼らのライブから、1995年に解散する直前までの映像がインタビューなどを交えて盛り込まれている。
今もなお刺激的に耳に残る名曲たちがずらりと並んだ内容は、彼らとともに青春を過ごした人はもちろん、彼らを知らずに育ってきた若い世代にも触れてほしい作品となっている。
ザ・ブルーハーツを時代が求めた背景と、その中で彼らがどのように躍動したのかを知ることができることから、日本の音楽史を語る上でも貴重な資料だ。熱く駆け抜けた彼らの10年を目に焼き付けよう。
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