多くのファンが待ち望んでいた元モーニング娘。・鞘師里保の復活。彼女の主演舞台、音楽朗読劇「黒世界 ~リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々(りょうりょう)たる考察について~」(※「黒」は旧字体)が9月20日(日)、東京・池袋のサンシャイン劇場にて幕を開ける。
「黒世界」は劇作家・末満健一が手掛ける演劇シリーズ「TRUMP」の最新作であり、2014年に上演されたミュージカル「LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇-」の続編となる作品。不老不死の吸血種《ヴァンプ》の少女・リリーのその後が、短編集による「雨下(うか)の章」「日和(ひより)の章」の二篇から描かれる。
リリー役を務める鞘師は「LILIUM」からの続投となり、今作はモーニング娘。を卒業し、海外留学のため2016年より芸能生活を休業していた彼女にとって復帰後初の出演作になる。今その胸中にはどんな思いを抱いているのだろうか。「黒世界」に立つ気持ちと、今後の活動についての展望を聞いた。
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