――収録を終えた感想を教えてください。
鶴瓶：YOUは、ずっと仲のいい藤井隆と森若香織さんが来てくれたから、ハッキリ言えるじゃないですか。藤井が来てくれてよかったよね。面白かったねぇ、YOUと藤井の関係。
伊達：知らないことが余りにも多くて、YOUさんと藤井さんの番組は関西ですもんね。だからあんなに仲がいいことを知らなかったですし、若い頃のカラオケの話は面白かったですね。あんな時代があったんだなって思いながら聞いていました。それと、自分が思っている人生グラフと、身内から見たグラフだと、結構違うんだなって思いましたねぇ。
富澤：人から見れば順調にいっている時は、実は仲が良い人がすごく愚痴を聞いてくれていて、その部分を知っている人がいてくれるからこそ、バランスよく保てているっていうのがあるのかなと。
――YOUさんは、20代の頃の“暗黒時代”の話が出ましたね。
富澤：そこをパワーにして爆発させてるからすごいなー。
伊達：僕はGO-BANG’Sが好きだったんで、森若さんに会えてうれしかった(笑)。
――デヴィ夫人は、“身内”として居候中の女子大学生が登場しました。
鶴瓶：デヴィさんはデヴィさんで、人間が大きい。
伊達：すごいですよね。
鶴瓶：普通は考えられないよね。身内が見た人生の面白さというよりも、デヴィさんが、出会って1年そこそこの人間に、あれだけ心を許すっていうのは、もっと踏み込んだところでの面白さが出た。
富澤：愛情が大き過ぎて、狂ってますよね(笑)
鶴瓶：狂ってるな(笑)
――デヴィ夫人は、自身の子供には「ここまでやってあげられていない」とおっしゃっていましたね。
鶴瓶：だから何かあるんちゃう？感覚的に。
伊達：娘さんと一緒に住むっていう夢がかなえられなかったから、今かなえているんじゃないですかね。
鶴瓶：そうやな。そうなると、他人だからどうというより、“自分の娘”という感じなんやで、きっと。
伊達：じゃないと普通やらないっすよ。
鶴瓶：うん。考えられない。それで、また(居候中の女子大学生の)加藤さんがエエやん。あの子がそんなに気を遣わすような子、ちゃうねん。
富澤：ぴったりハマっている感じで、相性が良い。
伊達：だから「大学卒業したら出て行って」って、言えないでしょうけど。
鶴瓶：あれは、別れたらつらいかもわからん。
伊達：そうですね。
――メッセージをお願いします。
鶴瓶：客観的に見た人生グラフと、主観の人生のズレを楽しんでほしい。そこを一番見てほしい。あとは、2人の関係ですよね。藤井とYOUの関係、森若さんとYOUの関係。森若さんもあんな仲いいと思わなかった。
デヴィ夫人と加藤さんの関係。加藤さんを見てたら、デヴィさんの良さが分かる。デヴィさんって、本当は、あんな人なんやなって。あと、再現劇場はオモロかったわ。
伊達：子役の皆さんは、朝早くから来て稽古頑張っていたみたいです。
鶴瓶：オモロかったわ。
富澤：新しい再現の仕方が見どころの一つですね。
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