本郷奏多、大河ドラマ「麒麟がくる」初登場で存在感!“高貴な顔立ち”と“ギャップ”で魅せる

2020/08/31 09:00 配信

ドラマ

「キングダム」に続く“高貴なお方”役がハマる!


【写真を見る】扇子で口元を隠して意味ありげにほほ笑む前久(本郷奏多)。表情にも抜け目なさが浮かぶ(C)NHK


大ヒットした映画「キングダム」(2019年公開)では、将軍を目指すエイ政(吉沢亮)の異母弟・成(せい)キョウを演じた本郷。

実母が王族の血を引いている自分こそが純血であり王にふさわしいと反乱を起こす、いわば“ひねくれ者”のキャラクターだ。そんな成キョウを、本郷は原作ファンも驚く再現度で演じてみせた。

絶えず不満げに顔を歪ませ黄金の玉座に横柄に腰掛ける姿は、まるで漫画のページから飛び出してきたかのよう。原作ファンからも「本郷奏多のビジュアルが完璧ww」「似合いすぎて声出た」といった声が上がり、地上波での初放送時には「本郷奏多」がTwitterのトレンドワード入りするほどの反響を呼んだ。

「麒麟がくる」でも、政治の世界で人の上に立つ人物を演じる。本郷自身の持つ高貴な顔立ちが前久に説得力を与え、よく通る凛とした声も切れ者らしさを窺わせる。大河へは初出演ながら、向井理や吉田鋼太郎といった大河俳優たちとも堂々と渡り合う存在感を持つ一方、伊呂波太夫とのやりとりで見せるチャーミングさとのギャップも印象深い。

鮮烈な印象を残した初登場回に、視聴者からも「本郷関白のビジュアルが気品に満ちて最高だった」「将軍家や三好家とのやり取りの時のピリッとしたお芝居と、伊呂波太夫の前で見せる柔らかいお芝居との差がでてて楽しい」「あの目力。今後が楽しみ!」といった声が続々と上がった。

深紅の装束がよく似合う近衛前久(本郷奏多)(C)NHK


義輝直々に京に呼び出された十兵衛との対面シーンもいずれ描かれるだろう。朝廷きっての切れ者とされる前久の今後の活躍ぶりにも期待が高まる。