“おじカワ”で注目度上昇中!藤原大祐「大事なのは、自分を信じることかなと思ってやっています」

2020/09/09 08:00 配信

ドラマ

ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」で仁井真純を好演している藤原大祐撮影=山田大輔


ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」(日本テレビ系)で、眞島秀和扮する主人公・小路三貴の甥・仁井真純を好演している藤原大祐。ドラマが回を重ねるごとに注目度が高まっている彼だが、実は昨年芸能界入りしたばかり。主要キャストの1人としてドラマに出演するのも今作が初だという藤原に、今作の役作りや撮影秘話のほか、役者としての目標を語ってもらった。

人をポジティブな気持ちにさせるところは真純と似ていると思います


――真純という人物をどう演じようと思いましたか?

「原作を読んだ印象では、真純はもっと大学生っぽいというか、大人びた感じだなと思っていたんです。でも、ドラマでは少女漫画家を目指すという大きなテーマが加わり、普段からかわいらしく演じることにもなったので、最初に自分の中でイメージしていた真純からはだいぶ変わりました。ただ、誰かが落ち込んだり、悲しんでいたりしたら、すぐに手を差し伸べる真純の性格は、原作にもドラマにも共通するところだと思います。人をポジティブな気持ちにさせるっていうのが真純の長所だと思うので、そこはドラマの中でも伝わるように意識しました」

――藤原さん自身は友達が落ち込んでいたりしたらどう接しますか?

「僕も落ち込んでいる人を笑わせてあげたり、ポジティブな気持ちにさせてあげたいなって思うので、真純と似ていると思います。でも、それも話し掛けた方が良さそうだなと思った場合だけで、もし相手が話しかけられたくなさそうであれば、無理に話しかけたりはしません」

――劇中で真純はたびたび小路を始めとする大人たちをハッとさせる言葉を発します。そういった台詞をどんなふうに言うようにしているんですか?

「真純って、結構毎回いいことを言うんですよね。第1話の『みんなの“好き”を大事にすれば、きっと僕たちもっとハッピーだね』とか、第4話の『簡単に消せないのが“好き”なのかな』とか。けど、そのときに、あまりいい台詞を言おうって感じを出さないようにしようと思いました。言うぞ!と意気込むより、ぽろっと出した方が真純らしいのかなって。だから、ドラマを観てくださっている人が反応してくれたりするのを見ると、ちゃんと届いているような気がしてうれしいです」

――主演の眞島さんをはじめ、河合ケンタ役の今井翼さん、鳴戸渡役の桐山漣さんとのシーンも多かったと思います。現場の雰囲気はいかがでしたか?

「学ぶことも多かったですし、何より楽しかったです。撮影に入る前は、年齢が離れているので自分から話しかけにくいかも……と勝手に思っていたんですが、みなさん気さくに話しかけてくださって。特に一緒のシーンが多い眞島さんからは、現場での在り方などいろいろなことを教えていただきました。桐山さんとも後半はご一緒する機会が多くて、仕事の話以外にもファッションのことなど、何気ない話をたくさんさせていただきました」