“おじカワ”で注目度上昇中!藤原大祐「大事なのは、自分を信じることかなと思ってやっています」

2020/09/09 08:00 配信

ドラマ

【写真を見る】「一緒のシーンが多い眞島さんからは、現場での在り方などいろいろなことを教えていただきました」と話す藤原撮影=山田大輔


自分で「俺って自分勝手だな」と思います(苦笑)


――藤原さんが本格的に役者デビューを飾ったのが、今年3月の配信ドラマ「中3、冬、逃亡中。」(dTVチャンネル)。その後、7月にはオンライン上演という形で「青春cm2」という舞台にも挑戦。初めての舞台はいかがでしたか?

「ドラマとは違って舞台では最初から最後までカットがかからないので、それが新鮮というか、新しい経験を得られました。ただ、そのときちょうど『おじさんはカワイイものがお好き。』の撮影もしていたので、声のボリュームを調整するのが難しかったです。ドラマと舞台とでは発声の仕方が違うということも、経験として知ることができました」

――舞台はカットがかからない分、集中力を保つことも必要になってきますよね。

「それも結構大変でした。リハーサルをしているとき、途中で(集中力が)切れちゃったりすると、演出家さんからも『あのシーンで切れたよね?』と言われてしまって。演出家さんはそこで怒るとかではなく、集中力が切れた理由を考えようかと言ってくださるような優しい方だったんですけど、自分の中では悔しい気持ちでいっぱいでした」

――舞台のタイトルにもありますが、現在16歳の藤原さんは、まさに青春真っただ中。最近“青春”してるなと実感したことはありますか?

「ちょっと前の話になりますけど、ようやく学校が始まって。学年が上がってクラス替えがあったのに、1回も行けてなかったんです。やっと行けるようになって、新しい仲間と一緒に笑いながら話せたときは、あ〜、学校生活をしているな、青春しているなって思いました(笑)」

――学校が休校している間にドラマや舞台が行われたわけですけど、今の藤原さんの活躍を周りの友達は何と言っていますか?

「まだデビューして1年も経っていないのに、もうドラマでこういう役をやるなんて早いねと言ってもらうことが多いです。テレビや雑誌に僕が出ているのを見ると、すぐに連絡をくれたりもしますし。でも、昔からの友達とは絶対に関係性を変えたくないと思っているので、普段接するときはお互いそんなに変わってはいないです」

――話す内容からもとても大人びた印象を受ける藤原さんですが、身近な人からはどんな人だと言われますか?

「プラスの面だと賢いねとか言われますけど、マイナスの面で言うと、自分勝手とか? あ、実際にそう言われたことはないんですが、自分で『俺って自分勝手だな』って思います(苦笑)。他の子だと周りがいろいろツッコミを入れるようなことでも、僕がやっていると『大祐だからいいか』みたいに思われてるところがある気がします(笑)」