田舎町、ある秋の日の夕方。人気のない山道で、一人の園児と幼稚園送迎バスの運転手が姿を消した。
バスはエンジンがかかったままで、争った跡はなかった。手掛かりはほとんどなく、5年たった今も二人の行方は分からないままだ。
消えた子どもの母、その弟で最初に現場に駆けつけた警察官、消えたバス運転手の兄。それぞれが思いを抱えながら向かえた5年目のある日、3人が出会った人たち…。
奇跡を信じてうそをつき続ける霊媒師、帰ることのできない未来人、父の死を知り実家を目指すヒッチハイカー、遺品から亡き父の秘密に迫ろうとする娘。彼らを通じて、奇妙な事件の全貌が見えてくる。
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