徳永えり、薬を大量摂取するボロボロの患者役に「生きることに必死だったが故」<アンサング・シンデレラ>

2020/09/03 12:00 配信

ドラマ

「アンサング・シンデレラ―」で約8年ぶりに共演を果たした徳永えりと高橋光臣(C)フジテレビ

徳永えりコメント


私が演じた若月陽菜は育児ノイローゼから薬との付き合い方を誤ってしまった女性です。

人はどうしようもなく何かに頼りたくなるときがあって、彼女の場合は大量の薬でした。決して正しいことではありませんが、私は彼女が弱いからではなく、生きることに必死だったが故の選択だと感じました。

見放さず寄り添ってくれた葵さんたちのように、皆さまもどうか、もがきながらも立ち上がろうとする彼女を見守っていただけたら幸いです。

高橋光臣コメント


台本を読んで、医療の現場で患者さんに直接薬剤師の方が寄り添って相談に乗ってくれるというのは本当に心強いことだなと感じました。また、石原さとみさんとはぜひドラマでご一緒したいと思っていましたので、このドラマに参加できることがとてもうれしかったです。

現場での石原さんは、たたずまいも本当に強く、美しい方でした。私が演じる栗原謙介は、ただ楽しいだけではない、つらいこと、苦しいこともある育児について、それを感じ取ることができず、妻は孤独を積み重ねてしまいます。

そんな彼の痛みと苦しみ、そして感動を表現できたらと思います。“朝ドラ”でご一緒した、徳永えりさんと夫婦役です。そちらも楽しみにしていてください!