――劇中で桐山さんは猫を相手にお芝居をするシーンも多々あります。動物との撮影は大変ではありませんでしたか?
桐山:そこは猫ちゃんの動き次第だったので。本当に何が起こるか分からないし、僕も柔軟に対応しようと思っていました。あれをやろう、これをやろうと余計なことは考えず、猫ちゃんに動かされるように演じていましたね。
――ちなみに、鳴戸には猫が寄って来ませんが、桐山さんと猫との相性はどんな感じですか?
桐山:実は、自分で言うのも何なんですけど、猫には結構好かれるんです(笑)。僕も猫は大好きですし。以前、沖縄にロケに行ったときも、僕が海辺に座っていたら野良猫がニャ~って来て、膝の上に乗って来たりして。で、猫が膝の上で寝ちゃったから、そのまま出演……なんてこともありました(笑)。でも、鳴戸は猫に好かれなくて。演じた身としては、いつか猫に触れる日が来るといいなと思いながら見守ってもらえたらうれしいです。
――小路にとってのパグ太郎、鳴戸にとっての猫のように、桐山さんにも“隠してるけど好きなもの”はありますか?
桐山:……なるほど。あの、撮影現場では隠していたんですけど、カワイイもので言ったら僕はカワウソが好きです。YouTubeにはいろんな動画が上がっていて、僕の推しはアティちゃんです。
――お気に入りの子もいるんですね(笑)。カワウソを好きになるきっかけは何だったんですか?
桐山:自粛期間中に癒しを求めて動物の動画を見ていたんですけど、その最中に今回の鳴戸役の話があって、猫の動画を見始めたら、関連動画にカワウソの動画が出てくるようになったんです。カワウソが飼えるのを知らなかったので、気になって見てみたのが始まりでした。なかでもアティちゃんは性格もかわいくて、一緒に飼われている猫と仲良く寝ている姿に癒されるし、野生のカワウソじゃないから、本当は好きなはずの川に入るのが怖くて飼い主の方の足にしがみついたりもするんですよ(笑)。
――それはかわい過ぎます!
桐山:でしょ! 本当にかわいいんですよ。見たら絶対カワウソ推しになると思うので、ぜひ見てみてほしいなと思います。
取材・文=片貝久美子
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