真矢ミキ主演「さくらの親子丼」シリーズ第3弾決定!『この秋はさくらの親子丼で温まってください』

2020/09/04 07:00 配信

ドラマ

【写真を見る】傷ついた子どもたちと世話焼きおばさんが織りなす、苦難と希望のヒューマンドラマが三度登場!(C)東海テレビ


「第2ハチドリの家」スタッフ・九十九さくら役:真矢ミキ


「第2ハチドリの家」スタッフ・九十九さくら役:真矢ミキ


空腹で居場所をなくした子どもたちに無償で親子丼を振る舞う古本屋・九十九堂の店主だが、三谷桃子弁護士に頼まれ手伝った子どもシェルター「ハチドリの家」で、大人に絶望し堅く心を閉ざした子どもたちに衝撃を受ける。

しかし、子どもたちに明日の光を見せようと必死に向き合い、奮闘。シェルターから1人の少女を引き取って出ていった。

あれから2年、桃子弁護士は新たに「第2ハチドリの家」を立ち上げ、さくらに子どもたちの世話係を頼んでいた。

豊富な経験から、子どもたちの心を冷静に見つめる頼もしい“強靭なおばさん”。だが、いざ子どもたちの大事な局面となると、職分を忘れて突っ走ってしまうのは相変わらず。「スタッフの心が豊かでなければ、子どもたちにも優しく接しられない」と、自らも“大人の恋”に落ちていく。

かつて、息子を子どもに殺されており、そこへの深い思いが根底にある。口癖は、「泣きたい時は泣けばいい。落とした涙の粒だけ幸せの花が咲くから」。

真矢ミキコメント:「さくらの親子丼」第2弾が決まり、またさくらに会えるという純粋な喜びと、コロナ禍でさらに増え続けている虐待のニュースを拝見して、この時代にまたさくらに出会えることの必然性を感じ、演じることや作品への思いが強くなっています。

前作では、私が演じる主人公の九十九さくらが子どもシェルターの食事スタッフとして、子どもたちに向き合いました。大人に固く心を閉ざした子どもたちに自らの考え方を否定されて傷つきながらも、一緒に成長していきました。

今回も子どもシェルターが舞台となりますが、新たな役に挑むように、スタッフ、キャストの皆さんとこのたびも丁寧に作り上げていきたいと思っています。台本では、気付けば心のままに走り出していたさくらから、気付けば立ち止まり、寄り添う姿勢が生まれているのが印象的でした。

さくらさんが「温かい食事(親子丼)を通じて子どもたちに手をさしのべる」ように、私のポリシーも「できるだけ自分のことのように相手の人生も応援したい」と思っています。

私も温かい母の味の思い出がたくさんあります。特には、ロールキャベツ、お雑煮、具のゴロゴロしたカレーライス、そしてやっぱり親子丼かな。

私は不思議なくらい、このさくらを演じるとき、役を演じるという気持ちがなくなるのです。魂の触れ合いのような、それほどこの作品は伝えたいことであふれているのだと思います。

子どもたちから大人の方まで広く、そして1人でも多くの方に見ていただきたいです。この秋はさくらの親子丼で温まってください。