塩野瑛久&西銘駿が生配信風の撮影に悪戦苦闘「一体、僕が何をしたんだ!?」<インタビュー・後編>

2020/09/06 07:00 配信

ドラマ インタビュー

境通(塩野瑛久)、仲村哲治(西銘駿)(C)ABCテレビ


塩野瑛久、何回もビンタされる!?


――いろいろと大変さがあった撮影のようですが、その中でも「これ、一番大変だった!」というところはどこですか?

西銘:僕は、2話の後半に塩野くんに思いをぶつけるシーンがあるのですが、今回演じた役としては一番感情が表に出るところなので、大変というか気合が入ったところですね。

体力的に一番大変だったのは、塩野くんと何回もオフィスを走りながら疾走感のあるシーンを撮ったんですが、そこが大変でしたね。

塩野:本当に全部なんですけど(笑)。そのシーンは、何テイクかして、めちゃめちゃ走って、最後に僕がビンタされるシーンだったんです。

西銘:あの一連の流れが大変でしたね(笑)。

塩野:ワンカットの中に、“エレベーターがタイミングよく到着する”というのも含まれていたので、リアルにタイミングよく到着するまで何テイクかしました。また、疾走感のあるシーンでもあったので、いろいろなものを気にしながらの撮影だったのですが、ビンタされた後にNGが発覚して、何回もビンタされたりもしましたね(笑)。

ビンタ自体は全然大丈夫なんですけど、この全体を通して「一体、僕が何をしたんだ!? ABCさんの恨みを買ったかな?」と感じてしまうほど…大変でした(笑)。

――お話を伺っていると、本編の裏側も見て見たくなりますね。

塩野:裏側ですか!?僕、終始必死な顔してますよ(笑)。僕自身に余裕があって、ほんわか和気あいあいとしてる現場だったら良かったんですけど、僕はずっと人を殺すような目で見ていたので…(笑)。

共演者の方もスタッフさんも話し掛けてくださったので、僕からもアプローチしたかったんですけど、そんな余裕もなく…。

西銘:塩野くん、ずっと楽屋で、せりふをお経みたいに唱えてました。楽屋の端から端を歩きながらせりふを入れていて。「そうだよな、大変だよな」って僕はご飯を食べながら見ていました。