山田杏奈×玉城ティナ、“性”に悩む女子高生を演じる「荒ぶる季節の乙女どもよ。」<インタビュー>

2020/09/07 18:00 配信

ドラマ

何でもなかったころの自分を知ってくれてる人の存在


――同作では、さまざまな高校生活が描かれていますが、ご自身の学生時代と重ねて懐かしいなと感じた場面はありましたか?

玉城: 高校時代はもうお仕事をしていて、なかなか学校での思い出が少なかったりするので、こういう学生時代があったら良かったなと思いました。

撮影以外の時間に文芸部の5人で話しているときも、「ああ、このノリ高校生っぽいな」「思い出すな」と思うこともあって、懐かしいなと思うことがところどころありましたね。

あと、よりどころになる人たちがちゃんといるというところは、高校生でそういう場所が見つけられたら、この先の人生やっていけるだろうなと思いました。

私も学生時代の友達と今も関係が続いていますが、何でもなかったころの自分を知ってくれてる人って絶対いた方が良いなと思います。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第1話より(C)岡田麿里・絵本奈央、講談社/2020ドラマ荒乙製作委員会・MBS


山田:私は高校時代、女子高に行っていたんですが、その時の友達と今回の5人の感じがすごく近しい感じでした。良い意味で皆気を使わない関係で、それをすごく思い出しましたね。

私も高校時代にお仕事をしていたので、仕事をしていないときの私を知ってくれている人って数少ないので、同じようで違うと思いますね。