ディズニーアニメが子どもの頃から大好きで、プリンセス映画も数多く観てきたという幾田は、本作への参加が決まった時の気持ちを「驚きがまず一番でした。幼い頃からずっと見てきたアニメーションをたくさん手がけられているグレン・キーンさんの作品に参加させていただいて喜びがいっぱいです」と、うれしさをストレートに表した。
亡くなった母から幼い頃に聞いた「月には女神がいる」という伝説を信じ続けてきた科学好きの少女フェイフェイの姿について、幾田は「こんなに勇敢な12歳はいないなって思うくらい印象的でした。私も12歳くらいの頃には歌手を志して作詞作曲も始めていたので、夢や目標に向かってチャレンジしていく精神は、フェイフェイと共通する部分があるのかなと思います」と語った。
また、楽曲の日本版タイトル「ロケット・トゥ・ザ・ムーン〜信じた世界へ〜」のタイトルについては「そのまま日本語にするだけではなく、フェイフェイが自分を信じて突き進んでいく力が印象的だったので、その意志を付け加えられたらいいなと思いました」と明かした。
今回、ソロとしての参加となる幾田は「YOASOBIの活動では、今回のようにミュージカル調に歌うことはほとんどないので、今回は個人としての成分を乗せることができたかな、と思います。一方でフェイフェイの気持ちも乗せながら歌うところは、YOASOBIの“小説を音楽にする”というコンセプトと似ていて、そこはYOASOBIの経験が生きたかな、と思います」と自信を覗かせた。
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