9月8日、「MARUCHAN QTTA商品リニューアル&新CM記者発表会」が、東京・ベルサール渋谷ガーデンで行われ、俳優の香川照之が登壇した。
「QTTA(クッタ)」の新CMに出演する香川は「3パターン、それぞれ短いバージョン(15秒)と長いバージョン(30秒)があったんですけど、全てにしっかりとセリフが決まっておりまして、ディレクターさんのこだわりにクライアントさんのこだわりも反映されていたんでしょう。助詞とか助動詞とかが6パターン全部違うんです。すごいやる気を感じました。
少しずつセリフが違っていて、しかもスタンドアップショーみたいにしていただきたいということでしたので、カメラを4台同時に回して、ほぼ1カットで撮るというのを6パターンやりました」と撮影時を振り返った。
「6パターン違うセリフを覚えるのはなかなか大変なことでございまして、その時、歌舞伎座に出ながら『半沢直樹』のセリフを覚えつつ、『MARUCHAN QTTA』のCMのセリフを覚えるということをやって1日が終わっていくという感じでした(笑)」とセリフに苦戦したことを告白。
セリフがしっかりと決まっていたというだけあって、アドリブを挟む余地もほとんどなかったという。
「実際にはお客さんはいなかったんですが、目の前に観客がいて、その人たちに訴えかけるという内容で、4台のカメラがいましたが、カメラ目線が大好きでございますので、すぐにカメラ目線してしまうんですね(笑)。それを監督に注意されました。
でも、『あえて、ここはカメラ目線でしょう』とか、カップ麺を手にする動作で片手で撮ってしまうとお湯が入ってないように見えてしまうので『そこは静々とした動作で撮りますか?』という提案はしました」と、“カメラ目線”へのこだわりを熱弁。
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