sora tob sakanaが9月6日、東京・日本青年館ホールでラストライブとなる「sora tob sakana last oneman live『untie』」を開催した。
sora tob sakanaのラストライブは「ribbon」でスタート。紗幕にメンバーの姿とVJが映し出され、幻想的な雰囲気を醸し出していく。
紗幕が下り、メンバーが姿を見せると「夜空を全部」「knock!knock!」「夢の盗賊」を歌唱。MCでは、神崎風花が「私たちsoratobsakanaにとって最後のパフォーマンスになるので、目に焼き付けてほしいなと思います。最後まで一緒に楽しんでいきましょう!」と呼び掛ける。
そして、「Lightpool」「Brand New Blue」などをパフォーマンス。「鋭角な日常」の演出について、神崎が「いつもはVJで演出をしてるんですけど、今日は生火花が上がりました!」とうれしそうに話すと、会場は大きな拍手で包まれる。
ここから「タイムトラベルして」「秘密」「シューティングスター・ランデブー」「ささやかな祝祭」などを歌い、「夜間飛行」で前半戦は終了。
衣装を変えて始まった後半戦では、「帰り道のワンダー」「蜃気楼の国」「ブルー、イエロー、オレンジ、グリーン」「燃えない呪文」の4曲をアコースティックバージョンで聞かせていく。
その後、「暇」ではサンプラーで遊び始める3人。ステージ上で無邪気な笑顔を見せ、MCではプロデューサーの照井順政ら、メンバーがお世話になった人たちに感謝を伝えることに。
「照井さん、いつも毎回良い曲をくださって、ここまで来られたのは本当に照井さんのおかげなので、めちゃめちゃ感謝しております。ありがとうございます!」(山崎愛)など、それぞれが感謝の気持ちを明かした。
そして、「信号」「New Stranger」「Lighthouse」に続いて、今度はメンバーそれぞれのあいさつへ。
寺口夏花は「sora tob sakanaがこのメンバーで良かったってずっと思ってるし、やってきたグループがsora tob sakanaで良かったって本当に心の底から思ってます。皆さん、sora tob sakanaを応援してくださって、本当にありがとうございました」と話す。
山崎は「長い間お世話になりました。6年間っていったら小学校を卒業してしまうくらいになってしまうんですけど、この長い間、薄い時期がなかった。めちゃめちゃ濃くて、ビックリするくらいいろんなことをしてきたんですけど、普通に学生やってたらできないことをやらせていただいて、貴重な体験をさせていただいたなと思いました。応援、ありがとうございました!」と感謝。
神崎は「(sora tob sakanaを)やってなかったら、私は多分ここまでの人間になれなかったと思うので、6年間、出会ってくださった全ての方にすごく感謝を伝えたいです。ここにいる3人、これから進んでいく道はバラバラですが、それぞれ応援してくださるとうれしいです。sora tob sakanaを好きになってくださって本当にありがとうございました」と伝えた。
あいさつを終えた3人は「WALK」、そして最後の楽曲となる「untie」を披露。アウトロで3人は煙の中に消えていき、スクリーンに「sora tob sakana」という文字が映し出され、スタートと同様、幻想的な雰囲気の中で約6年間にわたる歴史に終止符を打った。
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