2012年、リオデジャネイロで開かれた国連会議にて、現代の消費社会を痛烈に批判し、人類にとっての幸せとは何かを問うた、ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ。その感動的なスピーチ動画が瞬く間に世界中で話題になったことで、田部井一真監督は、当時ディレクターを務めていたテレビ番組で彼を取り上げることに。
ウルグアイへ渡った田部井監督は、一度も日本に訪れたことのないムヒカが、日本の歴史や文化にとてもくわしく、尊敬していることに驚かされる。なぜ、ムヒカは日本のことをよく知っているのか?
その後、田部井監督はその疑問の答えを突き止めるために、何度もウルグアイへと渡り、大統領退任後のムヒカへの取材を重ねる。
そして、ムヒカの言葉に心を動かされた田部井監督は多くの日本人にムヒカの言葉を聞いてほしいと願うようになり、ムヒカも訪日を熱望。絵本の出版社の協力を得て、彼の来日が実現する。
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