一方、女優デビューとなった服部は「監督から『自然な感じであまり演技し過ぎないようにしてほしい』とアドバイスを頂いたので、ありのままの姿を出すように頑張りました」と撮影前に受けた演技指導を明かす。
続けて「バレエは言葉がないから体や上半身で伝えなくてはいけないんですけど、普通の演技はカメラがすごく近くに寄ってきて表情を撮られるので難しかった」と撮影を振り返った。
また、演出を手掛けた内田監督は、スタッフが一果派と凪沙派に別れていたことを語る。
「編集の時に凪沙のシーンをカットすると凪沙派のスタッフが『何でカットするんですか』と詰め寄るんです。撮影現場でもあんなにスタッフの涙を見る現場は初めてでした。2人の演技への感情移入が半端なかったですね」と明かした。
最後に、草なぎは「この作品の素晴らしさに触れてほしいし、無事に公開できてうれしかった。皆さまの一言がこの次につながると思いますので、僕らにも周りの人にも感想を伝えて下さい」と締めくくった。
取材・文・撮影=永田正雄
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