森崎ウィン、高城れにがダブル主演を務める、よるドラ「彼女が成仏できない理由」(毎週土曜夜11:30-0:00、NHK総合)が9月12日にスタートする。
同作は、ミャンマーからの留学生・エーミン(森崎)と、アパートに住み着いた幽霊の玲(高城)が共同生活を通じて互いに引かれ合うラブコメディー。
ミャンマー出身の森崎は、日本の漫画を敬愛する漫画家志望のミャンマーからの留学生・エーミンを、高城はエーミンの部屋に住み着いている幽霊・玲を演じる。
さまざまな映画やドラマ、舞台で活躍する森崎とアイドル・ももいろクローバーZとして活躍する高城だが、2人ともNHKでの連続ドラマ初主演で、プレッシャーも感じていたという。WEBザテレビジョンは、そんな2人にインタビューを行い、お互いの印象や撮影期間を通じて感じたことなどを聞いた。
――作品のオファーを受けた際の感想や、脚本を読んだ時の印象を教えてください。
森崎:お話を頂いた当初から、オリジナル脚本で挑戦的なことをやるというお話を聞いており、どのような作品になるのだろうと楽しみでした。
その中で、僕が演じるエーミンという役は当初はミャンマーからの留学生という役ではなかったんです。プロデューサーさんをはじめスタッフの方々が、お話をしていく中で、僕をキャスティングしてくださったときに、ミャンマー人という設定となったと聞きました。日本の作品でミャンマーの留学生が主役の物語をミャンマーで生まれた僕が演じるということはとても光栄だと思いましたし、うれしいことだなと感じました。
台本を読ませていただいてからは、純粋に面白いなと思いました。でも、読んでいく中で、これはミャンマーを代表する役なのかもしれないとプレッシャーを感じました。初めての感覚で、やる気がみなぎったという言葉では表現できないくらい、自分の中で湧き上がるものがありました。
高城:初めてこのドラマのお話を頂いた時は、今年で一番と言っていいほどの大声をあげて喜んで、自宅で注意されたのを覚えています。幽霊を演じると聞いたときは、私はちょっと霊感があって、不思議な体験を経験したこともあるので、自分が演じることで幽霊のことをもっともっと知れたらなと興味がすごく湧きました。
幽霊は、私たちが普通にできることができなかったり、触れるものが触れなかったりしますが、私たちはそういう気持ちが分からないですよね。それをどう理解していくのかこのドラマの課題だなと台本を読んだときに感じました。
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