――ご自身が演じている役の魅力や、お互いの役の好きなところを教えてください。
森崎:エーミンは、とても純粋な青年なんです。物事に対して色眼鏡を掛けずに見ていたりとか、言葉を素直にそのまま受け取ったりとか。なので、エーミンを演じているときは、全てのことを素直に信じていいんだという気持ちになりました。そこがエーミンの強みであり、ちょっとした弱みでもあり、僕自身がエーミンのリスペクトできるところです。
玲ちゃんの好きなところは、幽霊なのですが、ふとした表情が非常に人間味あふれていて、演じていて目にどんどん吸い込まれるような感覚になりました。
高城:玲ちゃんは、生前と幽霊になってからは違う性格だなと演じていて感じました。生前の玲ちゃんは、正直で好きなことに対して、真っすぐなエネルギーを持っている人で、自分のことより人を優先してしまったり、人の心ない言葉を真っすぐに受け止めてしまうそんな素直な女の子でした。
でも、幽霊になってからは生前のトラウマから自分を素直に表現できなかったり、あまのじゃくな態度をとってしまったりするところがあって、そういうところは私に似ているなと思いました。
そんな玲ちゃんに対し、エーミンは森崎さんがおっしゃったように、真っすぐで純粋で、優しい心を持っています。そんなエーミンに助けられて玲ちゃんのあまのじゃくさがどのように変わっていくかも、このドラマの見どころかな?と思います。私自身、エーミンの素直なところが好きですし、玲ちゃんも支えられているのではないでしょうか。
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