林遣都、有村架純の“恋のお相手”に!脚本・岡田惠和が林をイメージして当て書き

2020/09/11 05:00 配信

ドラマ

「姉ちゃんの恋人」で同僚を演じる有村架純と林遣都(写真左から)(C)カンテレ

有村架純が主演を務める10月27日(火)スタートのドラマ「姉ちゃんの恋人」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に、林遣都が出演することが分かった。

本作は、ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手一つで弟3人を養う“肝っ玉姉ちゃん”の主人公・安達桃子(有村)と個性豊かな登場人物たちが繰り広げる、恋と家族愛の物語を描いたラブ&ホームコメディー。脚本は、有村が主演を務めた連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年、NHK総合ほか)を手掛け、2019年には紫綬褒章を受章した岡田惠和が担当する。

林にとっては、本作が2年ぶりとなる民放連ドラ出演で、有村とは映画「コーヒーが冷めないうちに」(2018年)以来の同じ作品への出演となるが、本格的な共演は今回が初めて。

どこか影を感じさせる好青年


林が演じるのは、桃子と同じホームセンターの配送部で働く31歳の吉岡真人(まなと)。フォークリフトの腕が良く、夜勤の仕事も真面目にこなしている。普段はホームファッション売り場で働く桃子との接点がないが、店舗内の各部署から選出されるクリスマスプロジェクトのメンバーとなったことがきっかけで桃子と出会う。性格はまるで違うが、どこか価値観が似ている相手に次第に心ひかれ合う二人だったが、真人には自分の心を縛るある秘密があった。

脚本家の岡田惠和が林をイメージして“当て書き”したという真人は、仕事に対して実直で、いつも低姿勢でほほ笑みを絶やさない好青年だが、過去のある出来事によって心に傷を抱えているという役どころ。幸せに対して前向きで、太陽のように明るい桃子に対して、どこか自分が幸せになることを諦めているかのような影を感じさせる真人。そんな二人の初々しい恋模様が、岡田の真骨頂である、繊細な心の機微を表現したリアリティーのある会話劇を通して描かれていく。

また、桃子と真人の恋模様と並行し、二人を取り巻く家族、同僚、友人らの物語も丁寧に描かれる。爽やかな大人のラブコメ、悩み多きOLと年下男性のピュアな恋、切なくてほろ苦い片思いなど、個性豊かな登場人物それぞれが“主人公”として描かれるサイドストーリーの数々が、互いに影響し合いながら展開していく。