世界初のぜんそく吸入治療薬「エナジア」の発売に伴い、ぜんそくと新しい治療薬の正しい理解を深めるためのメディアセミナーが9月10日に都内で開催。イベントにはトム・クルーズの専属吹き替えを担当している声優・森川智之が出席した。
子どもの頃にぜんそく持ちだったが、治ったため過去の病気だと思っていた森川。しかし、声優の仕事も軌道に乗り、多忙な日々を送っていた時に、ぜんそくが再発したという。
当時の心境について「ショックでしたね。芸能の世界に身を置いていて、仕事を勝ち取るにはオーディションを受けないといけない。生き残るために負けたくなかったし、自分の弱さを隠さなくてはと思ってしまったので、誰にも言えなかった」と打ち明けた。
病気のことは家族にも伝えられなかったそうで「両親にも言えなかった。子どもの頃に弟が重度のぜんそくで救急医療センターに運ばれていたりしたので、心配をかけたくなかった」と心境を吐露した。