声優の森川智之、自分と同じぜんそく患者に「しっかり周りとコミュニケーションを取って」

2020/09/11 07:25 配信

芸能一般

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ぜんそくは声優にとっては致命傷とも言うべき病気。声を使う仕事において喉に影響する病の存在に負の感情を抱かずにはいられなかったと森川。

しかし、声優業界にもぜんそくに限らずいろいろな病気にかかっている人がいることを知ったことで「自分だけじゃないんだなと感じて、負の気持ちが落ち着いた」と語り、「弟とぜんそくに関する話をよくするようになって、お互いに励ますようになった」と環境に変化があったことを明かした。

ぜんそくと折り合いを付けながら生活している現在は、「喉の違和感だったり、ちょっとした炎症の火種を察知しては病院に行く。僕らの仕事は風邪をひけないので、なるべく先手を打つことが大事。声優業界は基本的にマスクをしているんですよ。体の状態を万全にしておかなくてはいけないので」と、業界ならではのエピソードも明かした。

最後に「誰にも言えない孤独の旅に陥らないように、しっかり周りとコミュニケーションを取って、情報を交換することが重要。これを機に昨日とは違う明るい人生を過ごしてほしい」と締めくくった。

取材・文・撮影=永田正雄

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