ちょっとしたうそが、また小さなうそを呼んで、そのうそたちが恋に変わっていく。原作を拝読したとき、その美しいシチュエーションがとっても魅力的で面白くて心引かれ、ぜひ参加させていただきたいと思いました。
実は最近、自分のお芝居の中で、言い放った「うそ」の言葉とその裏に隠されている本当の気持ちについて考えさせられることが多くなっていたので、題名ともなっている「うそ」を描くこの作品にとても運命を感じます。
僕が演じさせていただく烏丸くんは、人の気持ちに寄り添える優しい心の持ち主なので、丁寧に温かみを持って参加させていただきました。
人を気遣っての優しいうそや、はたまた気遣っていたはずなのに実は傷付けてしまっているうそ。いろんなうそが、この映画の中に隠れています。登場人物たちのいろんな視点から見て、映画館で楽しんでいただきたいです。
物語が動き出すきっかけを作る、しっかり者のお姉さん野口真樹を演じさせていただきました。
彼女の紡ぎ出す言葉は説得力があり、こんなにも愛がある人が近くにいたらどんなにいいだろうと撮影中その人間性にとても引かれました。
本作はキュンとするかわいらしい部分はもちろんのこと、生きていく上で守りたい大切にしたい大事な気持ちを教えてくれる作品です。
森七菜さんとは2度目の共演で、心を委ねながらお芝居をさせていただきました。2人の息ぴったりな掛け合いも、ぜひお楽しみに!
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