<鬼滅の刃>最悪の出会いから「ホワホワ」しつつ大切な仲間へ…嘴平伊之助の魅力を紹介

2020/09/12 12:00 配信

映画

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は10月16日(金)全国公開(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable


劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が10月16日(金)に公開。それに向けて今回は、炭治郎の仲間の1人・嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)のキャラをおさらいする。

同じ鬼殺隊の炭治郎たちに斬り掛かってくるという衝撃の出会い(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable


同じ鬼殺隊の炭治郎(たんじろう)たちに斬り掛かってくるという衝撃の出会いから、「ホワホワ」など憎めない点まで、魅力たっぷりの伊之助。

炭治郎たちとは、響凱(きょうがい)との交戦時に出会った。頭には猪頭を被り、筋骨隆々の上半身は裸、そしてのこぎりのような刃の二刀流、その上素顔は美少年という、インパクトがあり過ぎるルックス。

「猪突猛進!猪突猛進!」と言いながら突如、ふすまを破って現れた伊之助は、響凱ではなく炭治郎にも斬り掛かる。

炭治郎たちとの出会いは最悪で、その後も炭治郎の妹・禰豆子(ねずこ)が入った箱を、鬼が入っていると言って斬ろうとし、箱を守る我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)もボコボコに。

だが、怒った炭治郎とけんかした後は次第に交流を深め、大切な仲間になっていく。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開に向けて、炭治郎の仲間の1人・嘴平伊之助のキャラをあらためて紹介する(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable


伊之助は親や兄弟がおらず、山の中で他の生き物との力比べをしながら育った野生児。

炭治郎や善逸のように育手の元で修業を積んで「水の呼吸」「雷の呼吸」などの呼吸法を学ぶのがスタンダードだが、伊之助は我流で「獣の呼吸」を会得した天才。響凱の鼓屋敷でも、大柄な鬼を「参ノ牙・喰い裂き」で圧倒している。

そして、炭治郎が嗅覚、善逸が聴覚に優れているのに対し、伊之助は触覚が鋭敏。

“下弦の伍”累ら蜘蛛の鬼たちとの激闘を繰り広げた「那田蜘蛛山」で、敵の鬼の位置が分からなかった際には、その触覚が最大限に生かされ、「漆ノ型・空間識覚」で直接触れていない遠くの鬼を把握するという離れ業で、蜘蛛の鬼(母)の位置を突き止めている。

山で力比べをしながら育ったこともあってか、負けず嫌いな一面を持つ伊之助。最初のけんかの際、頭突きで炭治郎に気絶させられたことで、その後も炭治郎に勝負を仕掛けたり、食事中におかずを奪うという、かわいらしい挑発をしたりしている。

しかし、伊之助を気遣う炭治郎や、鼓屋敷での傷を癒やした「藤の花の家紋の家」でのおばあさんの優しさに触れ、尖っていた言動も「ホワホワ」と和らぐように。

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