そんな伊之助について、声を担当する松岡禎丞は「今まで人間とはほど遠い生活を送ってきて、人の優しさに触れて、心の中でのむず痒いって気持ちがホワホワになった」と語っている。
また、炭治郎に言われた「隊員同士の戦いはご法度」ということをしっかり覚えていたり、那田蜘蛛山での戦いの後は落ち込み「ゴメンネ 弱クッテ」と謝るなど、素直な一面も。
登場時から、人柄が変わったように成長し、大切な仲間となっていく伊之助を演じることについて、松岡は現場に行くまでは不安だったという。
「(花江)夏樹だったり、下野(紘)さんだったりを見た瞬間に、『この圧は、今まで感じたことがない…!』と思うラインでもあった」「『今まで培ってきたもの、全部出せるな』って。この現場に来られて本当に良かった」と明かしている。
山育ちならではともいえる好奇心旺盛さも伊之助の特徴で、TVアニメ最終話「新たなる任務」で無限列車に乗り込む際には、初めて見る汽車に大興奮。
「なんだこの生き物は! こいつはアレだぜ…この土地の主…この土地を統べる者」と言い、同じく山育ちで汽車を知らず「この土地の守り神かもしれないだろう」と持論を展開する炭治郎共々、善逸にツッコまれていた。
そんなTVアニメ最終話から続く、無限列車での任務が描かれる『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。
公開となっている予告編や特報では、汽車に乗って大はしゃぎの伊之助が「俺外に出て走るから、(無限列車と)どっちが速いか競争する!!」と言い出す様子や、一転して刀を振るう姿が見られ、その活躍ぶりにファンの期待が高まっている。
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