中山美穂の初主演舞台『魔術』をノーカットでテレビ初放送<おうちで舞台~カンテレ劇場~>

2020/09/12 12:00 配信

芸能一般

2016年春、全国7都市で上演された中山美穂初出演舞台「魔術」がテレビ初オンエア!(C)カンテレ


カンテレが、コロナ禍の中でエンターテインメントの灯を守ることを目指し、“自社制作の舞台をノーカットで、おうちで楽しめる番組”として、2020年6月にスタートした深夜番組「おうちで舞台~カンテレ劇場~」。9月12日(土)放送の第4弾では、中山美穂の初出演舞台「魔術」が登場。テレビ初オンエア、全編ノーカットで放送される。

【写真を見る】映画やドラマでさまざまなヒロインを演じてきた中山美穂が、初の舞台で見せる演技は…?(C)カンテレ


魔術」は、2016年春、東京、兵庫をはじめ全国7都市で上演。キャストには中山のほか、萩原聖人橋本淳勝村政信と実力派俳優が集結している。

まるで魔術のように人々が忽然と姿を消してしまった街にある終着駅を舞台に、深夜のおでんの屋台の灯りに吸い寄せられるようにして集まった3人の男と1人の女が織りなす物語。「電車事故」「つながらない電話」「途切れた記憶の糸」などをモチーフに、狂い始めた人と人との“距離”と“密度”が描かれていく。その衝撃の結末は多くの観客を驚かせ、上演当時から大きな話題となった。

舞台「魔術」より(C)カンテレ


舞台「魔術」より(C)カンテレ


番組ナビゲーターは“カンテレ劇場支配人”の川島壮雄アナウンサーが担当し、リモートゲストとして「魔術」の作・演出を務めた南河内万歳一座座長の内藤裕敬が登場する。

内藤は「魔術」のテレビ初放送に際し、「中山美穂さんから頂いたアイデアでラストシーンを書いています。最後の最後で登場人物たちが取る行動は、美穂さんのアイデアです!」と制作秘話を語るほか、「『魔術』の世界観は奇しくも、コロナ禍の現在に重なる」と自作を分析。「演劇はさまざまな面で一番アナログですので、コロナ禍では機能しにくい。その弱点が露わになっている。逆に言えば、だからこそ価値があるものです。劇場に足を運んでいただかないと体験できない、さまざまなことがあります。今回はテレビを通してそれらを体験していただき、アナログだからこそある魅力に触れて、『芝居っていいな』と、ちょっとでも思ってもらえたらうれしいです!」とアピールしている。

ナビゲーターを務める川島壮雄アナウンサー(左)とリモートゲストの内藤裕敬(右)(C)カンテレ


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